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Amazon Kinesis Video Streamsを使用してカメラの映像を保存したい

Web カメラからの動画ストリームを Kinesis Video Streams に送信する構成例をご紹介します

構成概要

この構成例のクラウドレベル:

基礎編

入門編:該当するユースケースの知識が全くない方が対象
基礎編:該当するユースケースの入門知識がある方が対象
応用編:該当するユースケースにある程度精通している方が対象

この構成例で解決できる課題・困りごと:

  • Web カメラや監視カメラのリアルタイム映像をクラウドへアップロードしたい

  • ストリームを受け取るサーバーを自身で構築したくない

  • 数百万台に及ぶ台数にも対応できる伸縮性が欲しい

この構成例の概算料金:

25.22 ドル (月額)

この構成例のメリット:

  • 複雑な構成を必要とせず、シンプルな仕組みで動画ストリームを受け取り、保存することができます。

  • ライブ動画や録画したメディアを Kinesis Video Streams からお使いのブラウザまたはモバイルアプリケーションに簡単にストリーミングできます。

Architecture diagram showing a workflow where a client camera device streams video using the KVS Producer SDK to Amazon Kinesis Video Streams, which then saves thumbnails to Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) within AWS Cloud. The diagram includes Japanese annotations for streaming and saving thumbnails.

月額合計料金:25.22 (USD)

この構成例で使用したサービスと概算料金内訳

サービス
項目
数量
単価
料金 (USD)
Amazon Kinesis Video Streams

ストリームに取り込まれたデータ

ストリームに保存されたデータ

ストリームから生成された画像

1 Mbps x 60 秒 x 60 分 x 730 時間 (*1)

1 Mbps x 60 秒 x 60 分 x 730 時間 (*2)

20 枚 x 60 分 x 730 時間 (*3)

0.01097 USD/GB

0.02500 USD/GB

10 USD/100万

3.52

8.02

8.76

Amazon S3

標準ストレージ

1 MB x 201,600 枚 (*4) (*5)

0.025 USD/GB

4.92

  • 東京リージョンでのご利用を想定しています。

  • 1 ヶ月を 730 時間として計算しています。

    • (*1) ビットレートを 1 Mbps と仮定して容量を 1/8/1024 60 60 * 730 = 320.8 GB/月 と試算しています。

    • (*2) 動画データは KVS へ 1 ヶ月間保管すると仮定しています。

    • (*3) サンプリングを 3 秒と仮定して試算しています (60 / 3 = 20枚/分)。 20 x 60 x 730 = 876,000 枚/月

    • (*4) (*3)より一週間あたり画像 201,600 枚 (20 * 60 * 24 * 7)、画像一枚につき 1 MBと仮定して試算しています。
      画像の保存期間を一週間としています。保存した画像は Amazon Rekognition などの ML サービスと組み合わせて、後で分析などの用途に活用することが可能となります。画像生成機能に関してはこちらをご参照ください。

    • (*5) Amazon S3 の標準ストレージを使用すると仮定して試算しています。Amazon S3 では用途に応じて様々なストレージクラスを提供しており、こちらを活用することでよりコスト最適化を行える可能性がございます。詳細は Amazon S3 の料金ページをご確認下さい。

  • AWS で提供しているサービスの一部で無料利用枠が提供されています。本試算では無料利用枠を考慮せずに試算を行っており、実際にはより安価にご利用頂ける場合があります。

※ 2024 年 06 月 17 日時点での試算です