Q: AWS では Oracle 向けのどのようなサービスを提供していますか?

AWS では、仮想化レイヤーまでの物理インフラストラクチャを管理しています。仮想化レイヤーよりも上のレベルで実行されているオペレーティングシステム、Oracle のアプリケーションやデータベースについては、お客様が管理することになります。マネージドサービスが必要な場合、AWS クラウドで実行する Oracle ベースのワークロードの設計、デプロイ、管理に関するサポートを専門とする AWS のパートナーネットワークを利用できます。AWS の Oracle パートナーを見つけるには、Oracle Competency Partners を参照してください。

Q: AWS での Oracle ソフトウェアのライセンスに関する情報はどのように確認できますか?

Amazon Web Services – Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) は、Oracle の「Licensing Oracle Software in the Cloud Computing Environment」ポリシーに "承認されたクラウド環境" として記載されています。

そのポリシーによれば、"承認されたクラウド環境" において Oracle プログラムのライセンスを使用するとき、各仮想コアを物理コアと同じようにカウントする必要があります。このポリシーは、プロセッサメトリクスで利用可能なすべての Oracle のプログラムに適用されます。

上記の情報は、ライセンスの購入またはコンプライアンスのための説明として使用することはできません。これは参考情報であり、詳細についてはお客様の Oracle ライセンス契約を確認する必要があります。

Q: EC2 と RDS DB のインスタンスタイプにおける仮想コア数はどのように確認できますか?

EC2 と RDS DB のインスタンスタイプ別の仮想コア数は、Amazon EC2 および RDS DB インスタンスタイプ別の仮想コア数ページを参照してください。

Q: Amazon EC2 で Oracle データベースを実行するには、どのようなタイプのライセンスオプションが利用できますか?

既存の Oracle データベースのライセンス (BYOL) を使用して Amazon EC2 で Oracle データベースを実行できます。Oracle データベースのソフトウェアライセンスについては、Oracle の「Licensing Oracle Software in the Cloud Computing Environment」ポリシーと、お客様の Oracle ライセンス契約を参照してください。AWS でのライセンスの管理については、AWS License Manager を参照してください。

Q: Amazon RDS for Oracle では、どのようなタイプのライセンスオプションを利用できますか?

Oracle 用 Amazon RDS を使用するために利用できるライセンスオプションには 2 つのタイプがあります。

  • 自分のライセンス使用 (BYOL): このライセンスモデルでは、既存の Oracle Database のライセンスを使用して Amazon RDS で Oracle のデプロイメントを実行できます。BYOL モデルの DB インスタンスを実行するには、DB インスタンスのクラスと実行する Oracle Database のエディションに適切な Oracle Database のライセンス (ソフトウェア更新のライセンスとサポート付き) を持っている必要があります。また、クラウドコンピューティング環境での Oracle Database ソフトウェアのライセンス化に関する Oracle のポリシーに従う必要があります。Amazon EC2 環境での DB インスタンスおよび Amazon EC2 用の Oracle のライセンスポリシーはこちらからご覧ください。
  • ライセンス込み: "ライセンス込み" サービスモデルでは、Oracle のライセンスを個別に購入する必要はありません。Oracle データベースのソフトウェアは、AWS によってライセンス化されています。"ライセンス込み" 料金には、ソフトウェア、基盤となるハードウェアリソース、Amazon RDS マネジメント機能が含まれています。

Q: Amazon RDS for Oracle では、Oracle データベースのどのエディションを利用できますか?

Amazon RDS は現在、下の各ライセンスモデルにおいて、以下の Oracle データベースのエディションをサポートしています。

  • BYOL: Standard Edition Two (SE2)、Standard Edition One (SE1)、Standard Edition (SE)、Enterprise Edition (EE)
  • ライセンス込み: Standard Edition One (SE1)、Standard Edition Two (SE2)

Q: Amazon RDS for Oracle の使用に "ライセンス込み" のオプションはありますか?

はい。Amazon RDS for Oracle には "ライセンス込み" モデルがあります。"ライセンス込み" サービスモデルでは、Oracle のライセンスを個別に購入する必要はありません。Oracle Database ソフトウェアは、AWS によってライセンス化されています。"ライセンス込み" の料金には、ソフトウェア、ハードウェアリソース、および Amazon RDS マネジメント機能が含まれています。現在、"ライセンス込み" モデルでは、Oracle Standard Edition One および Oracle Standard Edition 2 がサポートされています。詳細については、Amazon RDS for Oracle のウェブサイトを参照してください。

Q: Amazon RDS for Oracle はどのようにサポートされていますか?

  • BYOL: このモデルでは、アクティブな Oracle サポートアカウントを継続してご使用いただけます。Oracle データベースの特定のサービスリクエストに関しては、直接 Oracle にご連絡ください。アクティブな AWS サポートのアカウントをお持ちの場合、Amazon RDS 固有の問題については、AWS サポートにご連絡ください。Amazon Web Services と Oracle には、両方の組織からの援助が必要な場合のために、マルチベンダーサポートプロセスがあります。
  • ライセンス込み: アクティブな AWS サポートのアカウントをお持ちでしたら、このモデルに関する Amazon RDS と Oracle データベース両方の特定のサービス要望を AWS サポートにお問い合わせください。

Q: AWS における Oracle に関するドキュメントはどこで見つけることができますか?

Oracle Whitepapers ページでホワイトペーパーを参照してください。

Q: AWS で Oracle データベースをバックアップできますか?

RMAN のような標準のバックアップユーティリティを使用して、AWS にデプロイした Oracle データベースをバックアップできます。さらに、Oracle Secure Backup Cloud Module (Oracle による別途のライセンスが必要) を使用して、Oracle データベースを Amazon S3 に直接バックアップできます。