クラウド移行の目標を達成する一方で、専用の決済ハードウェアセキュリティモジュール (HSM) への依存を排除します。
クレジットカード業界 (PCI) のコンプライアンス基準を満たすために構築されたフルマネージドサービスを使用することで、運用上の負担を軽減できます。
ビジネスに合わせて伸縮する容量と共に高いスループットと低レイテンシーの暗号化機能を活用できます。
ハードウェアインスタンスをプロビジョニングする必要がないのでセットアップが簡素化され、AWS のネイティブ API との統合が容易になります。
仕組み
この図は、AWS Payment Cryptography の主な機能と、他の AWS のサービスとの実現可能な統合を示しています。
最初のセクションには、「カード発行」、「トランザクションの取得」、「発行者トランザクション処理」という顧客からの関連するワークロードがリストされています。
「AWS Payment Cryptography」というタイトルの 2 番目のセクションには、「伸縮自在のマネージドサービス」と書かれています。 右側のテキストボックスには、「決済処理のためのキー管理と暗号化 API を提供」と書かれています。 その右側には、「キー管理と暗号化オペレーション」という別の見出しがあり、「安全な暗号化を決済アプリケーションに組み込む」という説明文があります。 このセクションでは、「DUKPT を使用した PIN データの変換」、「P2PE データの暗号化と復号化」、「キーの作成、インポート、管理」、および「カードと PIN データの生成と検証」という主な機能がリストされています。
2 番目のセクションの下には、「暗号化オペレーションとキー管理のプロビジョニングの監査ログ」というテキストがあります。 AWS CloudTrail と Amazon CloudWatch の 2 つのサービスがリストされています。
ユースケース
決済カード処理の簡素化
伸縮自在な APIを使用して、機密データを変換、復号化、検証し、暗号文を検証します。
決済キー交換の自動化
PCI 標準に従って、キーの交換、生成、保存を実装します。
決済暗号化機能の統合管理
AWS ネイティブの API を使用して統合を簡素化し、従来のソケットベースの呼び出しへの依存を削減します。
