AWS サポートのための Identity & Access Management (IAM)
ビジネスまたはエンタープライズレベルのサポートをご契約のお客様は、AWS Identity and Access Management (IAM) の認証情報を使って AWS サポートセンターにアクセスできます。この機能に関する疑問を解決し、機能をご利用いただけるように、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。
Q.誰がサポートのための IAM を使用できるのですか?
デフォルトでは、IAM ユーザーは AWS サポートへのアクセス権がありません。サポートのアクセス許可を受けており、ビジネスまたはエンタープライズレベルのサポートをご契約中のアカウントをご利用の IAM ユーザーは、対象のサポートレベルに適用されるすべての AWS サポート機能(サポートセンターおよび AWS サポート API)にアクセスできます。サポートのアクセス許可を受け、他のサポートプランをご契約中のアカウントをご利用の IAM ユーザーは、サービス制限の緩和をリクエストできますが、サポート機能への他のアクセス権はありません。
Q.サポートセンターにアクセスしようとすると、このページが表示されるのはなぜですか?
サポートのアクセス許可を受けていない IAM ユーザーには、こちらのページが表示されます。アクセス権があるのにアクセスできない方は、アカウント所有者または管理者にご連絡ください。
Q.サポートのために IAM ユーザーをセットアップすることには、どのようなメリットがあるのですか?
IAM では、AWS のサービスおよびリソースに対するお客様のユーザーのアクセスを安全に制御できます。IAM がない場合、ケースを管理するための AWS アカウント認証情報を使ってサインインする必要があります。お客様のユーザーの一部または全員にサポートへのアクセスを許可することによって、サポートを利用できるユーザーを管理できるようになります。加えて、ケースを開く際に AWS アカウント認証情報を使ってサインインする必要がなくなったため、Multi-Factor Authentication のような機能を使ってセキュリティをより高レベルに設定できるようになりました。
Q.付与されるアクセス権の範囲はどうなっていますか?
サポートへのアクセス権がある IAM ユーザー、およびビジネスまたはエンタープライズレベルのサポートプランをご契約の IAM ユーザーは、これらの AWS サポート機能をお使いいただけます。
AWS サポート API は、サポートケースや AWS Trusted Advisor への自動アクセスを可能にします。(お使いの IAM ユーザアカウントにはアクセスキーが必要です。セキュリティ認証情報をご参照ください。)
- サポートセンターは、アカウントと請求に関するサポート、サービス制限緩和、およびテクニカルサポートのケースをユーザーが開き、管理できます。
注: サポートへのアクセス権をお持ちのユーザーは、リソースおよび請求についての詳細を含む、アカウントに関するケース対応のすべてを閲覧することができます。サポートへのアクセス権を許可するユーザーを決定する際には、この点を考慮してください。
Q.IAM ユーザーにサポートへのアクセス権を許可するにはどうすればよいですか?
詳しい方法については、AWS サポートユーザーガイドの AWS サポートへのアクセス をご参照ください。
Q.IAM ユーザー、グループ、ポリシーを作成するにはどうすればよいですか?
アクセスポリシーの作成方法についての詳細は、AWS サポートへのアクセス およびIAM ドキュメントをご参照ください。