Q: Amazon RDS パフォーマンスインサイトはいつ他の RDS エンジンでも使用できるようになりますか?

長期的にすべての RDS エンジンをサポートする予定です。最新情報については、パフォーマンスインサイトページをご覧ください。

Q: パフォーマンスインサイトではどのようにパフォーマンスの問題の原因が示されますか?

パフォーマンスの問題は、データベース負荷グラフのスパイクとして、RDS コンソール上のパフォーマンスインサイトのセクションに表示されます。このグラフを見ることで、アプリケーションのどのようなタイプのリソースによってデータベース内で時間とリソースが消費されているか、すばやく知ることができます。コンソールを使用して、保持期間内の任意の期間にズームインできます。負荷の高い期間を選択することで、全体的な負荷の順序に並んだ SQL ステートメントのリストを表示できます。

Q: パフォーマンスインサイトはどのように私の RDS データベースインスタンスの負荷を評価できるのですか?

パフォーマンスインサイトでは、DB インスタンス内の接続されたセッションの状態が毎秒サンプリングされます。あるセッションでデータベース関連のオペレーションに時間がかかっている場合、パフォーマンスインサイトによって、現在の時間、操作のタイプ (I/O、CPU、ロックなど)、現在の SQL ステートメントおよびその他のセッション属性が記録されます。時間の経過と共に、このサンプリングされたデータが、セッションがデータベースインスタンスの負荷にどのように影響しているかを特定するために使用されます。

Q: RDS インスタンス内部からパフォーマンスデータをクエリできますか?

いいえ。パフォーマンスインサイトは、RDS API と RDS 管理コンソール経由でパフォーマンスデータの評価を行います。その中では、データベース内のどのテーブルにもデータは入力されず、SQL を介してデータベース内から取り出されるデータも提供されません。

Q: 自分のインスタンスで何が起こっているのかをリアルタイムで確認できますか?

はい。デフォルトでは、パフォーマンスインサイトによって 1 時間分のパフォーマンスデータウィンドウが表示されます。この機能は、リアルタイムから数秒以内に最新のパフォーマンス情報を表示するように設計されています。

Q: パフォーマンスインサイトのコストはどれくらいですか?

パフォーマンスインサイトには 7 日間のパフォーマンスデータを保存する無料利用枠が含まれています。わずかなインスタンス料金を追加することで最大 2 年間までの長期保存も可能です。API リクエストにはふんだんな無料利用枠が設けられており、無料利用枠のしきい値を超えてもリクエストごとの手頃な料金体系が設定されています。詳しくは、こちらの料金表ページをご覧ください。

Q: パフォーマンスインサイトに保存されているパフォーマンスデータはどの程度まで見ることができますか?

パフォーマンスインサイトには 7 日間のパフォーマンスデータを保存する無料利用枠が含まれています。わずかなインスタンス料金を追加することで最大 2 年間までの長期保存も可能です。

Q: 新しいインスタンスのパフォーマンスインサイトはデフォルトで有効になっていますが、無効にできますか?

はい。インスタンス作成ウィザードを使用する場合、AWS コンソールでパフォーマンスインサイトのオプションがデフォルトで選択されます。ウィザード内でオプションの選択をオフにすることで、パフォーマンスインサイトを有効化しないことができます。または、パフォーマンスインサイトが有効化されているインスタンスで、インスタンスを編集して無効化することもできます。

Q: パフォーマンスインサイトは、暗号化されたストレージを使用する RDS データベースインスタンスで動作しますか?

はい。

Q: DB 負荷とは何ですか? また、DB 負荷がパフォーマンスの問題を検出するためにパフォーマンスインサイトで使用される主要な測定メトリクスである理由を教えてください。

パフォーマンスインサイトの核をなすのは、DB 負荷と呼ばれる 1 つの測定メトリクスです。このメトリクスはデータベース上で 1 つのアプリケーションがどの程度時間を費やしているかを特色づけます。DB 負荷は Average Active Sessions (AAS) 単位で測定されます。アクティブなセッションとは、データベースエンジンに作業を送信し、そこからの応答を待っている接続 (セッション) です。たとえば、SQL ステートメントをデータベースインスタンスに送信すると、インスタンスがそのクエリを処理している間、そのセッションは「アクティブ」とみなされます。特定の瞬間にインスタンス内でアクティブになっているセッション数をカウントし、時間内の平均を出すことで、あるインスタンスがどれほどビジーであるか、セッションでどれほどの時間がインスタンスの応答待ちに費やされているかを示すメトリクスが得られます。これが DB 負荷です。パフォーマンスインサイトではアクティブなセッションをカウントし、軽量のサンプリングメカニズムを使用して毎秒セッションごとの属性を記録します。サンプリングされたデータは暗号化され、さまざまな単位に集約され、API で利用されたあと、RDS 管理コンソールの DB 負荷グラフに表示されます。

Q: パフォーマンスインサイトを有効にするためにデータベースに何か特別な処理を行わなければなりませんか?

いいえ。ただし、一部のデータベースエンジンでは、追加のパフォーマンス追跡を有効にすることで、パフォーマンスインサイトがさらに効果的に機能します。たとえば、pg_stat_statement という拡張子が Aurora 上で PostgreSQL と互換するように設定されていると、パフォーマンスインサイトは PostgreSQL ネイティブの SQL 識別子を使用して、記述にラベルを付けるためその拡張子により提供される追加的な情報を活用します。

Q: パフォーマンスインサイトを有効にするとデータベースのパフォーマンスに影響が及びますか?

パフォーマンスインサイトのエージェントは、データベースのワークロードを邪魔しないように設計されています。パフォーマンスインサイトでは、過大な負荷やリソースの枯渇が検出された場合、その処理は後退し、データの収集は継続されるものの、安全なときにのみ実行されるようになります。Aurora PostgreSQL の pg_stat_statement などのようなデータベースオプションは、一部のデータベースリソースを使用するため、パフォーマンスに影響する可能性があります。アプリケーションのワークロードによっては、これらのオプションを有効にするかどうかが一部のシステムに影響します。AWS では、本番稼働用システムで有効にする前に、ワークロードに対してデータベースオプションをテストすることを推奨します。

Q: 拡張モニタリングを使用し続けるべきですか、それともパフォーマンスインサイトを使用するべきですか?

拡張モニタリングを使用して O/S メトリクスのモニタリングを行っているお客様は、引き続き拡張モニタリングでデータを取得してください。

Q: パフォーマンス情報に格納されたデータは暗号化されていますか?

はい。パフォーマンスインサイトでは、機密性を持つ可能性があるすべてのデータを、所有する KMS キーで暗号化します。データは、転送中と保管中のいずれも暗号化されます。AWS の従業員は、機密性を持つ可能性があるパフォーマンスデータへのアクセスや表示を実行できません。RDS にフルアクセス可能な AWS アカウントのユーザーのみがパフォーマンスインサイトを表示できます。

Q: RDS データベースインスタンスを停止した場合、パフォーマンスインサイトデータの保持期間はどうなりますか?

パフォーマンスインサイトが有効になっている RDS インスタンスを停止しても、インスタンスの履歴データ保持期間や可視性には影響しません。インスタンスの停止期間中はデータなしになります。

Q: パフォーマンスインサイトと既存のパフォーマンスツールをどのように結合できますか?

パフォーマンスインサイトでは、お客様とサードパーティがパフォーマンスインサイトの貴重なデータを活用できるよう設計された API が公開される予定です。

Q: サードパーティのパフォーマンスツールをパフォーマンスインサイトと統合する方法はありますか?

はい。パフォーマンスインサイトでは、お客様とサードパーティがパフォーマンスインサイトの貴重なデータを活用できるよう設計された API が公開される予定です。

Q: パフォーマンスインサイトは RDS が利用できるすべての AWS リージョンで利用できるようになりますか?

はい。今後、この機能は RDS でサポートされるすべてのリージョンで利用できるようになります。

Q: パフォーマンスインサイトは既存のインスタンスにも有効化できますか?

はい。Amazon RDS パフォーマンスインサイトは、パフォーマンスインサイトを有効化するようインスタンスを変更すれば、既存の RDS インスタンスでも使用できます。

Q: パフォーマンスインサイトではデータベースインスタンスのストレージが使用されますか?

いいえ。パフォーマンスインサイトは RDS インスタンスのストレージ領域を使用しません。

Q: パフォーマンスインサイトでは、どのような点が対象データベースエンジンにより違うのですか?

パフォーマンスインサイトは、RDS のすべてのデータベースエンジンで共通のアプローチ、外観、および調整感が得られるよう設計されています。待機イベントや SQL 識別子などの特定の属性はエンジンの種類によって異なるため、パフォーマンスインサイトでもデータベースエンジンにより異なります。パフォーマンスインサイトの基本原則の 1 つは、データベースエンジンの既存の概念、識別子、および属性をそのまま維持することです。通常、パフォーマンスインサイトでは待機イベントと他のエンジン固有属性への再解釈や名前変更は行わず、データベースエンジンによってレポートされたものをそのまま表示します。

Q: パフォーマンスインスタンスはマルチ AZ インスタンスとリードレプリカのインスタンスで動作しますか?

はい。Aurora のレプリカは独立したインスタンスなので、それらのインスタンスでのパフォーマンスインサイトはお客様が有効または無効にできます。

Q: パフォーマンスインサイトからデータをエクスポートできますか?

現時点では使用できません。今後、パフォーマンスインサイトにデータエクスポート機能が追加される予定です。しかし、パフォーマンスインサイトで取得されたデータは API を通じて利用できます。

Q: パフォーマンス分析のために、データを後でパフォーマンスインサイトに再インポートできますか?

いいえ。パフォーマンスインサイトでは、インスタンスから直接収集されたデータのみ表示されます。しかしながら、今後数か月のうちに、パフォーマンスインサイトで取得したデータを API 経由で利用し、Amazon Athena、Amazon Redshift、Amazon Redshift Spectrum、Amazon Quicksight など AWS の分析向けサービスで処理が可能になります。