AWS における Epic Games

Epic は、AWS で GPU ベースのコンピューティング、データ、コンテンツ配信ソリューションを使用して、数百万人のユーザーに対応できるようにコスト効率よくスケールするとともに、ペタバイト規模のデータをほぼリアルタイムで処理することで、デジタルヒューマン、現実世界の物体の 3D モデル、没入感のある世界のシミュレーションを迅速に開発できるようにし、次世代のクリエイターがより良く作業できるようにしています。

インタラクティブエンターテインメントの大手企業であり、3D エンジンテクノロジーのプロバイダーでもある Epic Games は、AWS re:Invent 2022 において、AWS を利用した RealityScan が iOS で無料でダウンロードできるようになったことを発表しました。Epic は、AWS の高性能なインフラストラクチャを使用して RealityScan をコスト効率よくスケールし、シミュレーション、建築、自動車、映画/TV のプロジェクトに使用できるように、画像を現実世界の物体のデジタルモデルに変換することで、何万人ものクリエイターをサポートしています。

SIGGRAPH 2021 でのこの基調講演では、Epic Games の業界マネージャーである David Morin 氏が、クラウドでの最新のバーチャルプロダクションの加速について話をしました。

Amazon EC2 などの AWS のサービスを基盤として、Epic は、世界中の何百万人もの同時プレイヤーをつなぐ最先端の仮想エンターテイメント体験を提供しています。この動画では、Epic がコンピューティング性能を自動的にスケールして、プレイヤーの需要の絶え間ない変動に対応し、Savings Plans を用いて運用コストを削減しながら、ピーク時に最大 30 倍となる負荷に対処する方法を説明します。

re:Invent 2018 のこのプレゼンテーションでは、Epic Games のプラットフォーム担当ディレクターである Chris Dyl 氏を招き、AWS を全面的に利用することが、同社の Games as a Service (GaaS) モデルへの移行にどのように役立ったのかをお話しいただきます。Epic は、Fortnite などの人気タイトルのサポートに必要なスケーラビリティ、伸縮性、グローバルなリーチを実現するために、少なくとも 32 の異なる AWS のサービスを活用しています。Fortnite はわずか 12 か月間で 100 倍を超える成長を遂げ、ピーク時の使用率は、それ以外の時と比べて 10 倍超となっています。ビジネスの成果を改善するために、Epic の分析パイプライン全体は AWS 上で運用されており、サービスの正常性、大規模なプレイヤートーナメント、基本的なユーザーデータ、ゲームデザインに関するインサイトを提供しています。 

2012 年、Epic は GaaS デベロッパーになるための大きな変革を開始し、定期的な更新によって進化するゲームをリリースしてきました。Epic は現在、AWS をその中心に据えて、スケーラビリティと伸縮性を備えたグローバルインフラストラクチャを備えており、Fortnite などのゲームで数百万の同時プレイヤーをサポートし、史上最大のコンサートをホストするなど、ユニークなオンラインエクスペリエンスを提供しています。