イベント概要
「AWS Security Roadshow」は、クラウドのセキュリティ・コンプライアンスに関する最新の情報をお客様にお届けすることを目的としています。
現在、多くの企業や組織ではテレワーク、リモートワークに移行しており、「ゼロトラスト」に対する議論の活発化等、セキュリティモデルも大きな変革の時期を迎えています。
本イベントでは、お客様が抱える様々なセキュリティに対する課題とその対応方法、実際のお客様のAWSのセキュリティサービス活用事例、今後必要となるセキュリティ対策、AWSのセキュリティの方向性などを包括的にご説明する予定です。
企業・組織の中で、セキュリティやコンプライアンスに課題をお持ちの皆様(営業、マーケティング、開発や運用など)、セキュリティに関する意思決定に関わる管理職や役員の方、公共機関や金融機関のセキュリティ担当者など、AWSセキュリティの最新情報を知りたい方は是非ご参加ください。
日時: 2020 年 10 月 28 日(水) 10:00-16:30
会場: オンライン開催
参加費:無料(要事前申込)
定員: 500名
※お申し込みが多数の場合には、定員になり次第締め切らせていただきます。
セッション概要
基調講演1( 10:10 ~ 10:50 )
AWS の Vice President & Chief Information Security Officer である Steve Schmidt が、COVID-19 の状況下において、今求められる職場環境とセキュリティカルチャー、“ゼロトラスト”への姿勢などをご説明いたします。
基調講演2|パネルディスカッション ( 11:10 ~ 12:00 )
パネルディスカッションでは、「ゼロトラストとセキュリティアーキテクチャの将来像」と題しまして、セキュリティ・コンプライアンスの現状を認識し、利用者がどのような取り組みを行っていくべきなのか、日本のコンテクストを踏まえてその課題を洗い出していきます。
門林 雄基氏
奈良先端科学技術大学院大学
先端科学研究科 教授
プロフィール
産官学連携によるサイバーセキュリティ研究開発に 20 年以上にわたり従事。またサイバーセキュリティ人材育成に 10 年以上にわたり従事。情報処理推進機構「産業サイバーセキュリティセンター」における人材育成事業に構想段階より参画。欧米セキュリティ専門機関とともにサイバーセキュリティ国際標準化を推進する。
井上 大介氏
情報通信研究機構(NICT) サイバーセキュリティ研究所
サイバーセキュリティ研究室 室長
プロフィール
2003 年横浜国立大学大学院 博士課程後期修了後、独立行政法人 通信総合研究所(現 国立研究開発法人 情報通信研究機構)に入所。2006 年よりインシデント分析センター “NICTER”(ニクター)を核としたサイバーセキュリティの研究開発に従事。以降、対サイバー攻撃アラートシステム “DAEDALUS”(ダイダロス)、サイバー攻撃統合分析プラットフォーム “NIRVANA改”(ニルヴァーナ・カイ)、サイバー攻撃誘引基盤 “STARDUST”(スターダスト)、セキュリティ情報融合基盤 “CURE”(キュア)など、先進的なセキュリティシステムの研究開発を続けるとともに、社会への実展開を進めている。
梅谷 晃宏氏
内閣官房
情報通信技術(IT)総合戦略室 政府CIO補佐官
プロフィール
外資系 IT ベンダーにて通信/金融業界向けセキュリティソリューションの開発に従事。外資系金融機関においてオンライン投資信託取引システムのセキュリティの実装と運用を担当。AWS にて Security Assurance Lead, Office of the CISO Japan を務める。2019 年 9月 にマネーツリーに入社。現在、内閣官房 IT 総合戦略室の政府 CIO 補佐官を兼任。
Mark Ryland
Amazon Web Services, Inc.
Director, Office of the CISO
プロフィール
Mark Ryland は、AWS (アマゾンウェブサービス) の OCISO (Office of the Chief Information Security Officer) のディレクターを務めています。Ryland は、AWS の CISO である Steve Schmidt の直属の部下であり、Office Of the CISOのグローバルチームを率いています。Ryland はテクノロジー業界において 27 年を超える経験を持ち、サイバーセキュリティ、ソフトウェアエンジニアリング、分散システム、技術標準化およびパブリックポリシーの幅広い指導的役割を担ってきました。ごく最近では、AWS グローバル公共部門チームでソリューションアーキテクチャおよび専門サービスのディレクターを務め、2011 年から 2018 年前半までにチームの創設から大規模なグローバル組織への発展を担いました。
ブレイクアウトセッション
13:00-13:30
第三の選択肢、AWS PrivateLink ~ビジネスのアジリティとセキュリティを両立させる接続の実現~
渡邊 弘氏
住信SBIネット銀行株式会社
システム運営部 副部長
お客様へ優れたサービスを提供するために欠かせないクラウドサービス。 当社でも、多くのFintech企業やクラウド事業者と共に新たな価値を提供しつづけています。 聞こえはいいですが、事業者間を接続するためにインフラチームは苦労してますよね? インターネットではなく、慣例にならって専用線を選択し、納期は数か月。 もっと早くならないのと急かされてませんか? かと言って、セキュリティを犠牲にすることは許されません。 それならPrivateLinkを使ってみましょう! 当社がどのようにPrivateLinkを活用し、ビジネスのアジリティとセキュリティを両立しながら、 外部パートナーとの連携を実現しているか発表させていただきます。
13:45-14:15
Sansan の成長を支えるセキュリティログの活用と Amazon Elasticsearch Service
松田 健氏
Sansan 株式会社
CSIRT
Sansan-CSIRT では、お客様からお預かりしている情報を守り、事業を安全へ導くことが重要なミッションとなります。 セキュリティの可視性の強化、大量のログの管理と検索のために AWS 上でログ管理検索基盤を Amazon Elasticsearch Service を用いて構築しました。本セッションでは、Sansan-CSIRT が抱えていた課題と解決策、ログ管理検索基盤のメリット、将来の方向性についてお伝えします。
14:30-15:00
コンプライアンスの観点から見るクラウド設計
松本 照吾
アマゾンウェブサービスジャパン株式会社
セキュリティアシュアランス本部 本部長
15:15-15:45
AWSコンプライアンス・プログラムの紹介
高野 敦史
アマゾンウェブサービスジャパン株式会社
金融事業開発本部 コンプライアンス スペシャリスト
本セッションではAWSが提供するコンプライアンス・プログラムの概要と、AWSが9月に公表したFISC安全対策基準・解説書(第9版改訂)についてポイントを絞ってお伝えします。
16:00-16:30
本日のまとめ
髙橋 悟史
アマゾンウェブサービスジャパン株式会社
技術統括本部 レディネスソリューション本部 シニアセキュリティソリューションアーキテクト
当イベントの内容のまとめをお伝えします。
AWS Security JAM
日時:2020 年 10 月 28 日(水)13:00 - 16:30
参加費用:無料
定員:100 名(要事前申込)
※ご参加にあたり注意事項がございますので、必ずお読みの上、ご登録下さい。
注意事項をよくお読みいただいた上で、ご希望のセッションのお申込をお願いいたします。
【お申込について】
お申込は、Security Roadshow・Security JAM と2つに分かれております。
Security Roadshow(午前の部)とSecurity JAM (午後の部)に参加される場合には、2つのお申込が必要になります。
複数名のご参加を予定されている場合でも、お手数ですが1名ずつ、それぞれのセッションのお申込が必要になります。
Security JAM はインターネットにアクセス可能なご自身の パソコンを準備可能な方のみお申込み可能です。
Security JAM へご参加にあたり AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト以上の資格をお持ちの方を推奨しております。(EC2、VPC、S3 などの AWS サービスに関して基本的な知識と利用経験が必要です)
同業他社、競合他社のご参加はお断りしております。あらかじめご了承ください。
お申し込みが多数の場合には、定員になり次第締め切らせていただきます。
タイムテーブル
午前の部 | |
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TIME | SESSION |
10:00-10:10 | オープニング 「ご挨拶」 瀧澤 与一 (アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 技術統括本部 レディネスソリューション本部 本部長/プリンシパルソリューションアーキテクト) |
10:10-10:50 | 基調講演 1 「今求められる職場環境と革新的なセキュリティカルチャー」 Steve Schmidt (Amazon Web Services, Inc. Chief Information Security Officer) |
休憩 | |
11:10-12:00 | 基調講演 2 (パネルディスカッション) 「ゼロトラストとセキュリティアーキテクチャの将来像」 Mark Ryland(モデレーター) (Amazon Web Services, Inc. Director, Office of the CISO) 井上 大介 氏 (国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT) サイバーセキュリティ研究所 サイバーセキュリティ研究室 室長) 梅谷 晃宏 氏 (内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室 政府 CIO 補佐官) 門林 雄基 氏 (奈良先端科学技術大学院大学 先端科学研究科 教授) |
休憩 | |
12:10-12:30 | ランチセッション 「ランチセッション(基調講演からのKey Take away)」 松本 照吾 (アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社セキュリティアシュアランス本部 本部長) |
休憩 |
午後の部 | |||
TIME 1 | SESSION | TIME 2 | Security JAM |
13:00-13:30 | お客様事例 1 「第三の選択肢、AWS PrivateLink ~ビジネスのアジリティとセキュリティを両立させる接続の実現~」 渡邊 弘 氏 (住信 SBI ネット銀行株式会社 システム運営部 副部長) |
13:00-13:30 | Security JAM のご紹介 |
休憩 | 13:30-16:00 | Security JAM 演習 | |
13:40-14:15 | お客様事例 2 「Sansan の成長を支えるセキュリティログの活用と Amazon Elasticsearch Service」 松田 健 氏 (Sansan 株式会社 CSIRT) |
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休憩 | |||
14:30-15:00 | コンプライアンスセッション 「コンプライアンスの観点から見るクラウド設計」 松本 照吾 (アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 |
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休憩 | |||
15:15-15:45 | 金融 コンプライアンスセッション 「AWSコンプライアンス・プログラムの紹介」 高野 敦史 (アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 金融事業開発本部 コンプライアンス スペシャリスト) |
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休憩 | |||
16:00-16:30 | クロージング 「本日のまとめ」 髙橋 悟史 (アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社技術統括本部 レディネスソリューション本部 セキュリティソリューションアーキテクト) |
16:00-16:30 | クロージング |