投稿日: Oct 7, 2015

新設の「アクセンチュア AWS ビジネス・グループ」は、
アプリケーションの移行・開発・管理を支援するサービス・ソリューションを提供

(ラスベガス:2015 年 10 月 7 日) アクセンチュア(NYSE:ACN)と Amazon.com, Inc. (NASDAQ: AMZN)の関連会社である Amazon Web Services, Inc. (AWS) は企業のビジネス基盤のクラウドへの移行を支援するための新組織「アクセンチュア AWS ビジネス・グループ」の設立を発表しました。新設のアクセンチュア AWS ビジネス・グループは、クラウドに関するソリューション構築や開発、マーケティング・セールス、事業開発などの専門性を持った両社の専門家によって構成され、コンサルティングとテクノロジーを融合したサービスを提供します。また、オンデマンドで IT ソリューションやビジネスサービスを利用できる As-a-Service のデリバリーモデルによってビジネスの柔軟性や経済性を高め、企業の競争力強化を支援していきます。

アクセンチュア 最高戦略責任者(CSO) オマール・アボッシュ(Omar Abbosh)は次のように述べています。「アクセンチュア AWS ビジネス・グループは、アクセンチュアのクラウド・ファースト戦略を推進していくための主要組織の一つです。クラウドは、エンタープライズ向けのソリューションとしてもはや当たり前のものとなりつつあります。こうした中、アクセンチュア AWS ビジネス・グループは、スピーディな企業変革、新規ビジネスの創出、投資効果の最大化といった企業の本質的な課題を解決するため、AWS を活用した最適なソリューションを提供していきます。」

AWS のセールス・マーケティングおよびサポート部門の副社長を務めるアダム・セリプスキー(Adam Selipsky)は次のように述べています。「現在、過去にないほど多くの企業が自社のビジネス変革を実現するために AWS クラウドに移行することを決断しています。新設のアクセンチュア AWS ビジネス・グループは、AWS への移行で得られるビジネスの俊敏性という価値創出に貢献する組織です。新組織が提供するサービスによって、お客様は IT インフラ管理といった標準的な業務から解放され、IT コストを削減しつつも、新たな市場開拓や事業成長を可能とする新しい IT オペレーティングモデル構築に集中できるようになります。」 

アクセンチュア AWS ビジネス・グループは将来的なソリューション拡大も視野に入れつつ、初期段階としては以下 2 つの主要事業領域に注力します。

  • 「AWS 向けトランスフォーメーション・サービス(Transformation Services Optimized for AWS)」:
    既存アプリケーションの AWS への移行に加え、AWS 上で稼働する新たなアプリケーションの開発を支援します。本サービスにはクラウド戦略策定、組織・アーキテクチャ設計、アプリケーション移行、リファクタリング、新規アプリケーション開発などが含まれます。尚、AWS アプリケーション開発・移行に特化した「ファクトリー」では自動化されたプロセスによって高い効率性を担保します。
  • 「AWS によるアナリティクス・ビッグデータサービス(Analytics and Big Data Services, powered by AWS)」:
    アクセンチュアが提供するクラウドベースのアナリティクス・ソリューションである「Accenture Insights Platform」において、AWS のデータ・アナリティクスに関するノウハウやソリューションを統合していきます。これによって、企業は業界特有の規制要件やコンプライアンスを遵守しつつも、データの移管や収集、標準化、分析といったデータのライフサイクルを一気通貫で安全に管理していくことが可能となります。

さらに今後、新組織は AWS クラウドでのインターネット・オブ・シングス(IoT)やセキュリティなど、成長領域における新サービスを開発していく予定です。

 

アクセンチュアについて
アクセンチュアは、経営コンサルティング、テクノロジー・サービス、アウトソーシング・サービスを提供するグローバル企業です。35 万 8,000 人以上の社員を擁し、世界 120 ヶ国以上のお客様にサービスを提供しています。豊富な経験、あらゆる業界や業務に対応できる能力、世界で最も成功を収めている企業に関する広範囲に及ぶリサーチなどの強みを活かし、民間企業や官公庁のお客様がより高いビジネス・パフォーマンスを達成できるよう、その実現に向けてお客様とともに取り組んでいます。2015 年 8 月 31 日を期末とする 2015 年会計年度の売上高は、310 億 US ドルでした(2001 年 7 月 19 日 NYSE 上場、略号:ACN)。
アクセンチュアの詳細は www.accenture.com を、
アクセンチュア株式会社の詳細は www.accenture.com/jp をご覧ください。

アクセンチュアは、アプリケーションやインフラ、業務プロセスを融合したサービスを「As-a-Service」として提供することで新しい時代のデリバリー能力や柔軟性を担保しており、クラウドへの移行による新たなビジネス価値創出を支援しています。また、アクセンチュアが提供するクラウド・ファースト戦略は業界横断で提供する包括的なクラウド・サービスであり、戦略・導入・移行・マネージドサービスに加えて、アクセンチュア・クラウド・プラットフォーム(Accenture Cloud Platform)といった独自のクラウド・ソリューションを活用し、企業に求められる様々なビジネス変革に貢献しています。アクセンチュアでは全世界で 13,000 を超えるクラウドに関するプロジェクト経験を持ち、フォーチュン・グローバル 100 の 75 % の企業にサービスを提供した実績があります。またアクセンチュアでは、クラウド・コンピューティングの領域における 18,000 名以上のプロフェッショナルを擁しています。

アマゾンウェブサービスについて
2006 年にスタートしたアマゾンウェブサービス(AWS)は、米国、オーストラリア、ブラジル、中国、ドイツ、アイルランド、日本、シンガポールの各データセンター拠点を通じ、コンピューティング、ストレージ、データベース、データ分析、アプリケーション、開発などの広範なサービスからなるクラウド上で、堅牢で十分な機能を揃えた技術的プラットフォームを提供しています。世界 190 カ国以上で、スタートアップ企業、大企業、政府・官公庁など、100 万以上のお客様が AWS を利用し、素早い技術革新やITコストの削減、世界規模でのアプリケーションの拡張を実現しています。AWSに関する詳細については、以下の URL をご参照ください。
http://aws.amazon.com

アマゾン・ドットコムについて
Amazon は 1995 年 7 月に World Wide Web 上でスタートしました。Amazon は 4 つの理念を指針としています。競合他社ではなくお客様を起点にすること、創造への情熱、優れた運営へのこだわり、そして長期的な発想です。カスタマーレビュー、1-Click 注文、パーソナライズされたおすすめ商品機能、Amazon プライム、フルフィルメント by Amazon(FBA)、アマゾンウェブサービス(AWS)、Kindle ダイレクト・パブリッシング、Kindle、Fire タブレット、Fire TV、Amazon Echo、Alexa などは、Amazon が先駆けて提供している商品やサービスです。

 

報道関係からのお問い合わせ先
アマゾン データ サービス ジャパン株式会社
PRマネージャー
野見山 祐子
Email: yukotac@amazon.co.jp