投稿日: May 18, 2017

Amazon AppStream 2.0 が、Amazon S3 によってバックアップされた永続的ストレージをユーザーに提供するようになりました。ユーザーは、ストリーミングインスタンスでホームフォルダにアクセスし、ストリーミングセッション間で使用するために、このフォルダにコンテンツを保存できます。また、ストリーミングセッションに接続されたときは、ウェブブラウザから直接ホームフォルダでファイルをダウンロードおよびアップロードできます。すべてのファイルは、AWS アカウントで自動的に作成される S3 バケットに保存されます。

ユーザーに永続的ストレージを提供するには、AWS マネジメントコンソールまたは AWS SDK を介して作成する各 AppStream 2.0 スタックで、ホームフォルダ機能を有効にする必要があります。AWS リージョンで初めてホームフォルダを有効にすると、AppStream 2.0 はアカウントに Amazon S3 バケットを作成します (AWS リージョンあたり 1 つ)。これは、AppStream 2.0 スタックに関連付けられたすべてのホームフォルダファイルを保存するために使用されます。ホームフォルダは、ホームフォルダが有効になっているスタックを使用してストリーミングセッションを初めて開始するときに、各ユーザーに対して作成されます。ユーザーは、AWS リージョンでアクセスできるすべての AppStream 2.0 スタック間で、ホームフォルダに安全にアクセスできます。ホームフォルダを有効にするには、5 月 18 日以降に作成された、AWS が公開したイメージから構築されたイメージを実行しているフリートをスタックで使用する必要があります。AppStream 2.0 ユーザー向けの永続化ストレージの有効化の詳細については、「ホームフォルダを持つ永続化ストレージ」を参照してください。

Amazon AppStream 2.0 の永続化ストレージは、AppStream 2.0 が提供されているすべての AWS リージョンで今すぐ利用できます。S3 バケットに保存されているコンテンツには、Amazon S3 ストレージの標準料金が適用されます。詳細については、Amazon S3 料金表を参照してください。


AppStream 2.0 を始めて使用する場合は AppStream 2.0 ウェブサイトを参照し、インストール済みのアプリケーションをお試しください。