投稿日: Jun 14, 2018

このお知らせのハイライトは次をご覧ください。

 - キャッシュ改善のための新しい廃棄 (Eviction) ポリシー。Redis 4.0 は時間ベースの LRU (Least Recently Used) ポリシーに加えて、キーの廃棄のための頻度ベースの LFU (Least Frequently Used) 廃棄ポリシーをサポートするようになりました。新しい LFU ポリシーは、最終アクセスした時間に関係なく、頻繁に使用されるデータをメモリ内に保持することで、キャッシュのヒット率を高めます。

 - メモリ利用率を理解するための新しいコマンドファミリー。Redis 4.0 では、Redis のメモリ使用について優れた洞察を提供する MEMORY などの新しいコマンドファミリーが導入されています。MEMORY DOCTOR コマンドはメモリ関連の問題の修正情報を提供し、MEMORY USAGE コマンドはキーとその値の正確なメモリ使用率を提供します。その他の新しいコマンドには MEMORY MALLOC-STATS、MEMORY PURGE、MEMORY STATS があります。

 - アクティブメモリ最適化。Redis 4.0 では、オンラインでメモリ最適化が可能であり、より効率的なメモリ使用と、より多くの利用可能なメモリをデータに提供します。

 - 非同期削除とフラッシュ。Redis 4.0 は DEL、FLUSHDB、FLUSHALL などのコマンドを使って、非同期 (メインプロセスとは別のスレッドで実行する) でメモリを解放することができます。これによりアプリケーションの柔軟性が増し、パフォーマンスが向上し、アプリケーションの応答時間が高速化されます。

Redis 4.0.10 のサポートに加えて、Redis 用 ElastiCache は新しいリリースに転送時と保管時の暗号化、そしてオンラインクラスターのサイズ変更サポートを追加します。

新しい機能はすべての商用 AWS リージョンで利用できます。AWS マネジメントコンソールから、わずか数回のクリックでご利用を開始できます。