投稿日: Jun 28, 2018
Amazon Transcribe は、ユーザーが音声をテキストに変換する機能をアプリケーションに簡単に追加できるようにする、自動音声認識 (ASR) サービスです。本日より Amazon Transcribe API コールが AWS CloudTrail で記録されることになりました。また、Amazon CloudWatch Events を使用して、リアルタイムで API コールログをモニタリングできるようになりました。CloudTrail および CloudWatch Events で、セキュリティ解析、リソース変更のトラッキング、トランスクリプションアプリケーションのトラブルシューティングが簡素化できるうえに、アプリケーションのヘルスチェックやそのパフォーマンスのモニタリングも可能です。
CloudTrail を使用すると、AWS インフラストラクチャ全体にわたって API コール関連のアカウントアクティビティをログに記録し、継続的に監視し、保持できます。ユーザーの Amazon Transcribe API コールはキャプチャされるため、ソースの IP アドレス、リクエスト日時、リクエスト対象パラメータなどの Amazon Transcribe に対するリクエストをトラックできます。
Amazon CloudWatch Events はさらに、AWS リソースの変更を記述したシステムイベントのストリームをほぼリアルタイムに配信します。CloudWatch Events のルールをユーザーが作成できます。そのルールに合致するイベントは処理用にターゲットへルーティングされることになります。今回の統合で、トランスクリプションジョブが完了した際はステータスの更新をリクエストしなくても、通知を受け取ることができるようになります。
CloudTrail および CloudWatch Events の利用は Amazon Transcribe および Amazon S3 の標準料金を除き、別途費用はかかりません。2 つの統合は、Amazon Transcribe をサポートするすべての AWS リージョンで利用可能です。そのリストは、製品およびサービス一覧 (リージョン別) を参照してください。
詳細に関しては、Amazon Transcribe technical documentation を参照してください。