投稿日: Jun 26, 2018
Amazon Linux 2 が 5 年間の長期サポート (LTS) を付随して、正式版を公開しました。2 つの LTS candidate ビルド版を 2017 年 12 月 13 日と 2018 年 4 月 9 日にリリースしましたが、今回、それらに対して受け取ったフィードバックを取り入れています。Amazon Linux 2 は次世代型 Amazon Linux オペレーティングシステムで、Amazon Elastic Compute Cloud (EC2)上で最適なパフォーマンスがでるようチューニングした最新の Linux Kernel (4.14)、systemd のサポート、最新のコンパイラ (GCC 7.3)、最新の C ランタイム (Glibc 2.26)、最新のツール (Binutils 2.29.1)、および Extras メカニズムを使った最新のソフトウェアパッケージを備えています。
Amazon Linux 2 の Extras メカニズムとは、Amazon Linux 2 の安定した基盤上で動く最新のアプリケーションソフトウェアのことです。Extras には、AWS の厳選したソフトウェアバンドル (例えば、MATE デスクトップ環境、Python、MariaDB、Node.js などの一般的なソフトウェアパッケージの最新バージョン) を選択するトピックが用意されています。各 Extras トピックには、急速な進化が進んでいるテクノロジーを実行し格納するソフトウェアに必要な依存関係が全て含まれており、今後、頻繁に更新する予定です。
Amazon Linux 2 は、Amazon EC2 で使用する Amazon マシンイメージ (AMI) として、またあらゆる Docker 環境で使用する Docker コンテナイメージとして利用できます。KVM (Kernel-based Virtual Machine)、Oracle VM VirtualBox、Microsoft Hyper-V、および VMware ESXi のオンプレミス開発とテスト用の仮想マシン (VM) イメージとしても使用できます。
Amazon Linux 2 は全てのパブリックリージョンでご利用いただけ、Amazon EC2 インスタンスの使用料以外の追加料金はありません。オンプレミス仮想マシンイメージと Docker コンテナも無料です。
Amazon Linux 2 の詳細については、Amazon Linux のウェブページとよくある質問をご参照ください。