投稿日: Oct 25, 2018

オンデマンドキャパシティー予約を使用して、希望する期間で Amazon EC2 のキャパシティーを予約できるようになりました。Amazon EC2 では、幅広いインスタンスタイプが提供されており、世界中の 50 を超えるアベイラビリティーゾーンでアプリケーションを実行できます。ただし、お客様によっては、インスタンスのタイプ、サイズ、機能、およびインスタンスの実行が必要なアベイラビリティーゾーンについて、アプリケーションの一部で特定の要件があるため、その特定のキャパシティーを常に起動できることが非常に高いレベルで保証されている必要があります。これまでお客様がキャパシティー予約を行うには、ゾーンごとのリザーブドインスタンスを活用して、キャパシティーを最低 1 年間契約しなければなりませんでした。オンデマンドキャパシティー予約により、お客様は正確に必要なだけのキャパシティーを必要な場所で必要な期間だけ保持できるようになりました。

オンデマンドキャパシティー予約は、リクエストがあればすぐに有効にされ、キャンセルされるまではアクティブ状態のままとなります。キャパシティー予約は特定のアベイラビリティーゾーンに関連付けられており、そのアベイラビリティーゾーンでインスタンスを実行すると、デフォルトで自動的に活用されます。キャパシティー予約を行ったインスタンスについては、予約を維持している限り、通常のインスタンス料金で利用できます。必要なくなった場合、キャパシティー予約はいつでもキャンセルして支払いを停止できます。

リージョン RI 割引がある場合は、一致するどのキャパシティー予約に対しても自動的に適用されます。これにより、選択的にキャパシティー予約を追加して、その使用料にリージョン RI 割引も利用できるという柔軟性が得られます。

開始するには、アベイラビリティーゾーンおよび数量 (インスタンス数) をインスタンスタイプおよびテナンシーなどの他のインスタンスの仕様と共に選択するだけで、オンデマンドキャパシティー予約を作成できます。キャパシティー予約を作成すると、特定の EC2 設定を常に起動できるようになります。

オンデマンドキャパシティー予約はパブリックリージョンで利用できるようになりました。キャパシティー予約は、AWS マネジメントコンソール、AWS SDK、CLI で作成および管理できます。キャパシティー予約とその使用法の詳細については、よくある質問Linux または Windows の技術文書を参照してください。