投稿日: Nov 13, 2018
現在、AWS Storage Gateway の仮想テープライブラリまたはテープゲートウェイでは、Microsoft Windows で実行されている IBM Spectrum Protect (Tivoli Storage Manager) バージョン 7.1.9、および Bacula Enterprise Edition バージョン 10 がサポートされています。さらに、テープゲートウェイは Veritas NetBackup 8、Veritas Backup Exec 20、Microsoft System Center Data Protection Manager (DPM) 2016、Quest NetVault Backup 11 および 12 などを含む、一般的なバックアップアプリケーションの新しいバージョンとの互換性もあります。
テープゲートウェイの仮想テープライブラリ (VTL) では、既存のバックアップアプリケーションを維持しながら、テープベースのバックアップおよびアーカイブワークフローを AWS クラウドへ簡単に移動させることができます。まず、バックアップアプリケーションをテープライブラリとして表示されるローカルテープゲートウェイに接続します (仮想またはハードウェアアプライアンスとしてデプロイ)。次いで、バックアップデータは圧縮および暗号化されます。そしてバックアップデータは、AWS に移動され、耐久性のある Amazon S3 ストレージを使用した VTL に保存されます。さらに、ゲートウェイのローカルキャッシュにより、最近のバックアップに低レイテンシーでアクセスできます。また、仮想テープを Amazon Glacier に容易にアーカイブして、耐久性のある低コストのストレージで長期間データを保持できます。3~5 時間で予測可能なデータを取り出すことができます。
テープゲートウェイは、Storage Gateway が利用可能なすべての AWS リージョンで利用可能です。ただし、南米 (サンパウロ) ではご利用いただけません。詳細については、ゲートウェイセットアップのテストドキュメントを参照するか、AWS Storage Gateway ユーザーガイドで、使用を開始するためのステップバイステップの手順を参照してください。