投稿日: Nov 19, 2018
AWS Systems Manager Automation がマルチアカウントおよびマルチリージョンに対するアクションのサポートを開始し、AWS のリソースを一元的に管理することが可能になりました。この機能により、会社全体にわたる設定やコンプライアンスの修正に要する時間と経費を削減できます。
適切なコスト配分、俊敏性、セキュリティの実現を支援するため、企業では複数のアカウントや複数のリージョンが利用されています。Systems Manager Automation のマルチアカウント機能およびマルチリージョン機能は、AWS リソースでの安全なアクション実行と、セントラルアカウントの結果表示をサポートすることで、管理を簡素化します。たとえば、パッチ適用とセキュリティアップデートの実行、タグが付いた EC2 インスタンスの停止などの主要リソースの設定、VPC 設定や S3 バケットポリシーなどで移り変わるコンプライアンス設定の修正を、一元的に行うことができます。
この機能は、GovCloud (米国) および商用リージョン (中国リージョンを除く) で利用可能です。マルチリージョンアクションは、同一の AWS パーティション (たとえば、GovCloud や商用リージョン) 内で使用できます。
Systems Manager Automation のマルチアカウントアクションとマルチリージョンアクションは、特別な手順とみなされ、手順ごとに料金が発生します。詳細については、AWS Systems Manager の料金ページをご覧ください。