投稿日: Dec 13, 2018
本日から、Amazon EC2 C5d、M5d、R5d インスタンスが欧州 (パリ) AWS リージョンで、Amazon EC2 R5d インスタンスが AWS GovCloud (米国西部) リージョンで提供開始されました。
Amazon EC2 C5d、M5d、R5d インスタンスはすべてホストサーバーに物理的に接続された NVMe ベースのローカル SSD ブロックレベルストレージを備えています。これらのインスタンスが最適なのは、高速かつ低レイテンシーのローカルストレージへの、バッチ処理およびログ処理といったデータの一時的ストレージへの、高速キャッシュおよびスクラッチファイルへのアクセスが必要なアプリケーションです。
C5d インスタンスは、高性能ウェブサーバー、ハイパフォーマンスコンピューティング (HPC)、バッチ処理、広告配信、高度にスケーラブルなマルチプレイヤーゲーム、動画エンコーディング、科学モデリング、分散分析、機械学習/深層学習による推論などのアプリケーションに最適です。M5d インスタンスは、さまざまなワークロード向けにコンピューティング、メモリ、ネットワーキングリソースをバランスよく提供しています。これには、ウェブサーバーとアプリケーションサーバー、エンタープライズアプリケーション向けのバックエンドサーバー、ゲームサーバー、キャッシングフリート、およびアプリケーション開発環境が含まれます。R5d インスタンスは、高パフォーマンスデータベース、分散型ウェブスケールインメモリキャッシュ、中規模のインメモリデータベース、リアルタイムのビッグデータ分析、およびその他エンタープライズアプリケーションなどのメモリ集約型アプリケーションに最適です。
今回の拡張により、C5d インスタンスは、米国東部 (バージニア北部、オハイオ)、米国西部 (北カリフォルニア、オレゴン)、アジアパシフィック (ソウル、シンガポール)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト、アイルランド、ロンドン、パリ、ストックホルム) AWS リージョンで利用可能になりました。M5d インスタンスは、米国東部 (バージニア北部、オハイオ)、米国西部 (北カリフォルニア、オレゴン)、アジアパシフィック (ソウル、シンガポール、シドニー、東京)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト、アイルランド、ロンドン、パリ、ストックホルム) AWS リージョンで利用可能になりました。R5d インスタンスは、米国東部 (バージニア北部、オハイオ)、米国西部 (北カリフォルニア、オレゴン)、カナダ (中部)、欧州 (アイルランド、フランクフルト、ロンドン、パリ、ストックホルム)、AWS GovCloud (米国西部)、アジアパシフィック (ソウル、シドニー) AWS リージョンで利用可能です。詳細については、Amazon EC2 インスタンスタイプを参照してください。