投稿日: Dec 10, 2018
Amazon RDS の RDS for PostgreSQL データベースから Amazon CloudWatch Logs へログを発行できるようになりました。サポートされるログには、PostgreSQL のシステムログおよびアップグレードログが含まれます。
これらのログを CloudWatch Logs へ発行することで、PostgreSQL システムログの可視性を継続的に確保し、PostgreSQL データベースのログを更新することができます。たとえば、頻繁に起こる再始動時に通知を行うよう、Amazon CloudWatch Alarms を設定することができます。この情報は PostgreSQL システムログに保存されています。同様に、PostgreSQL ログに記録されたイベント用のアラームは、データベースに望まない変更が行われたときにアラートを生成するよう設定できます。また、スロークエリログを有効にし、その監視のために PostgreSQL ログにアラームを作成することもできるため、実行時間の長いクエリを適時検出できるようになります。
CloudWatch Logs はデータベースのログに耐久性に優れたアーカイブ保存先を提供します。CloudWatch Logs がどの程度の期間、ログを保持するかを示す保持期間を指定できます。さらに、CloudWatch Logs を使用することで、複数のログに対し、アドホック検索を実行できます。この性能はトラブルシューティング、監査、ログ分析などに特に有用です。CloudWatch Logs から Amazon S3 にログをエクスポートすることもできます。
詳細については、RDS for PostgreSQL のドキュメントを参照してください。RDS for PostgresQL データベースから CloudWatch Logs へのログの発行を開始するには、Amazon RDS マネジメントコンソールにアクセスするか、最新の AWS SDK または CLI をダウンロードしてください。
Amazon RDS for PostgreSQL を活用すれば、クラウド内で PostgreSQL のデプロイを簡単にセットアップ、運用、拡張することができます。利用できるリージョンについては、Amazon RDS for PostgreSQL 料金表を参照してください。