投稿日: Dec 12, 2018

AWS Storage Gateway について、パフォーマンス増強、ゲートウェイキャッシュの一部の選択的なリフレッシュ、DNS や NTP の設定機能など、ファイルゲートウェイに対するさまざまな機能強化がリリースされました。

ファイルゲートウェイは、オンプレミスアプリケーションが Amazon S3 内のオブジェクトをファイルとみなしてアクセスすることを可能にし、 仮想またはハードウェアアプライアンスにデプロイされたローカルゲートウェイを経由します。公開されたベストプラクティスに従うことで、最大 500 MB/s の書き込みスループットを達成できるようになりました。

また、選択的キャッシュリフレッシュを実行して、ローカルのファイルゲートウェイ内の特定のフォルダを更新できるようになりました。地理的に離れたハイブリッドクラウド環境における共同作業やコンテンツ配信ワークフローをさらにシンプルにすることができます。

さらに、任意のドメインネームサービス (DNS) サーバーとネットワークタイムプロトコル (NTP) サーバーをファイルゲートウェイに指定できるようになったことで、オンプレミスのネットワークとセキュリティポリシーへの統合が簡単になりました。

これらの機能は、AWS Storage Gateway が利用可能なすべてのリージョンで作成する新規ゲートウェイで利用できます。既存のゲートウェイでは、スケジュールされた次回のメンテナンス実行時に自動的に更新されます。マネジメントコンソールまたはサービス API によって適用することもできます。