投稿日: Dec 17, 2018
AWS Direct Connect が、シリコンバレーとストックホルムにある 2 つの新たなロケーションで使用できるようになりました。シリコンバレーでは AWS Direct Connect の 3 つ目のロケーションとなるミルピタスの CoreSite SV2 で提供開始しました。このロケーションは、単一仮想インターフェイス (VIF) での論理冗長性を Direct Connect 接続上で提供する初の新しいロケーションです。この新機能は、先月提供開始しました。論理冗長性により、デバイスの障害や AWS 側でのメンテナンス作業によって BGP ピアリングセッションが中断した場合のダウンタイムが削減されます。ミルピタスの CoreSite SV2 は、関連付けられているホームリージョンである米国西部 (北カリフォルニア) の下に表示されます。Direct Connect Gateway とグローバルのパブリック VIF を使用して、任意のグローバル AWS リージョン (中国を除く) のリソースにアクセスできます。
AWS は 12 月 12 日に、欧州 (ストックホルム) リージョンの提供の開始を発表しました。それと同時に、AWS はストックホルムの Equinix SK1 での新しい 2 番目の AWS Direct Connect ロケーションの提供も開始しました。このロケーションは、AWS マネジメントコンソールでは関連付けられているホームリージョンである欧州 (ストックホルム) の下に表示されます。また AWS Direct Connect の既存のロケーションもストックホルムの Interxion STO1 にあり、AWS マネジメントコンソールでは欧州 (フランクフルト) リージョンの下に表示されます。これらのロケーションのどちらからでも、欧州 (ストックホルム) リージョンにアクセスできます。ただし、Interxion STO1 ロケーションから欧州 (ストックホルム) リージョン内の Amazon VPC リソースにアクセスするには、Direct Connect Gateway を使用する必要があることにご注意ください。
これらのロケーションは、他のすべての AWS Direct Connect ロケーションと同様に標準の回復性のモデルに適合しており、そのモデルにはロケーションごとの 2 台のお客様向けデバイスが含まれます。それにより、Amazon のバックボーンネットワークへの物理的な回復性および冗長性のある接続をローカルに確立することができます。接続サービスについてお考えの際には、回復性に関する推奨事項を参照してください。AWS Direct Connect を使用すると、AWS とデータセンター、オフィス、またはコロケーション環境間にプライベート接続を確立することができます。これにより、多くの場合、ネットワークのコスト削減、帯域幅のスループットが向上し、インターネットベースの接続よりも均質なネットワークエクスペリエンスを提供できます。
ロケーションおよび関連付けられているホームリージョン、論理冗長性のサポートや料金などの詳細については、AWS Direct Connect ウェブサイトを参照してください。リージョン一覧に表示されているように、すべての AWS Direct Connect ロケーションでグローバル AWS リージョンすべて (中国を除く) へのアクセスが提供されます。 お客様は、専用の接続を 1 Gbps や 10 Gbps の速度で使用することもできれば、他のパートナーを利用した場合は 1 Gbps 未満の速度の接続を使用することもできます。AWS への接続について計画を立て始めるには、開始方法ページにアクセスしてください。 今すぐ AWS マネジメントコンソールにサインインして AWS Direct Connect の使用を開始してください。