投稿日: May 17, 2019
本日より、AWS Elemental MediaPackage を利用してオンデマンド動画をパッケージ化、暗号化、作成できます。ライブチャンネルに使用するものと同じ Just-in-Time Packaging がビデオオンデマンド (VOD) コンテンツで利用できるようになりました。つまり、ファイルベースの動画やライブ動画を複数の配信形式にパッケージ化し、複数のデジタル著作権管理 (DRM) 標準でコンテンツを保護することで、さまざまな再生機器で動画を利用可能にできます。
単一のフォーマットで保存されているアダプティブビットレート (ABR) は、MediaPackage VOD パッケージンググループに取り込むことができます。あるパッケージンググループに属する VOD アセットはすべて、そのパッケージンググループに適用されている VOD パッケージング構成により定義される配信プロトコル、ビットレートラダー、DRM 暗号化がさまざまな方法で組み合わされた、さまざまなデバイス上で再生できます。つまり、1 つの ABR 動画アセットを、接続されているテレビ、携帯電話、コンピューター、タブレット、ゲームコンソールで視聴できます。また、動画を再度変換することなく、サポート対称のデバイスの範囲を拡張するよう、設定をアップデートできます。このためストレージコストと処理コストが節約されます。
MediaPackage を使用すると、インフラストラクチャのプロビジョニングで過不足が発生するリスクを負うことなく、ワークフローの複雑性の軽減、オリジンの回復性の向上、マルチスクリーンコンテンツの保護を強化できます。
MediaPackage は単独で機能することも、クラウドベースの動画ワークフローの基盤となるサービスファミリーである AWS Elemental メディアサービスの一部として機能することも可能で、動画の転送、作成、パッケージ化、収益化、配信に必要な機能をお客様に提供します。
VOD の Just-in-Time Packaging は、AWS Elemental MediaPackage を入手できるあらゆる AWS リージョンで入手できます。詳細な一覧については、製品およびサービス一覧 (リージョン別) をご覧ください。