投稿日: May 7, 2019

AWS Systems Manager パッチマネージャーを使用し、Microsoft アプリケーションパッチを選択して Amazon EC2 またはオンプレミスのインスタンス全体に自動的に適用できるようになりました。これにより、Microsoft Windows にパッチを適用する目的で現在使用されている同じ AWS Systems Manager ソリューションに Microsoft アプリケーションのパッチ適用が導入されます。Microsoft のオペレーティングシステムとアプリケーションのパッチ適用を 1 箇所から管理することでパッチプロセスが簡素化され、時間が節約されます。

Systems Manager パッチマネージャーを利用すると、AWS とオンプレミスのインスタンスがコンプライアンスに準拠します。オペレーティングシステムとソフトウェアのパッチ適用のベースラインを定義しますが、それは事前に設定した時刻に適用することも、臨時で適用することも可能であり、インスタンスを最新の状態に維持します。このアップデートにより、パッチマネージャーでは、定義してあるベースラインに基づき、Microsoft アプリケーションをスキャンし、足りないパッチを確認できるようになりました。足りないパッチを EC2 やオンプレミスのインスタンスに適用することもできます。Microsoft アプリケーションのパッチ適用のこのような機能拡張は、EC2 インスタンスの場合、追加料金なしで利用できます。オンプレミスで使用されるときは、オンプレミスインスタンス管理のアドバンストレベルの一部として料金が発生します。詳しくは、料金ページをご覧ください。 

Microsoft アップデートカタログで利用できるアプリケーションパッチはすべてサポートされています。始めるには、パッチマネージャーコンソール、CLI、または API から、オペレーティングシステムのパッチベースラインの場合と同様に、アプリケーションパッチベースラインを作成します。 

この新しい機能拡張は、すべての商用リージョンおよび AWS GovCloud (米国) で使用できます。詳細については、ドキュメントを参照してください。AWS Systems Manager パッチマネージャーの詳細については、製品ページをご覧ください。