投稿日: Jun 20, 2019

Amazon Aurora PostgreSQL 互換では、既に提供されている R4 および R5 クラスのインスタンスに加えて、t3.medium インスタンスのサポートを開始しました。Amazon Aurora PostgreSQL で t3.medium インスタンスを使用すると、テスト、開発、QA などの小規模のワークロードをコスト効率良く実行できます。本番デプロイには、より大きなクラスのインスタンスを使用することができます。

T3 インスタンスでは、ベースラインレベルの CPU パフォーマンスが提供されますが、必要に応じていつでも CPU 使用率をバーストさせる機能を備えています。このインスタンスはコンピューティング、メモリ、ネットワークのバランスが取れたリソースを提供し、使用中に一時的なスパイクが生じる CPU 使用率が中程度のデータベースワークロード向けに設計されています。

ワークロードがベースラインしきい値未満で動作しているとき、T3 インスタンスでは CPU クレジットが蓄積されます。得られた CPU クレジットを使って、T3 インスタンスは、必要時に 1 分間、CPU コアのフルパフォーマンスでバーストします。Amazon Aurora T3 インスタンスは、Unlimited モードに設定されています。つまり、追加料金を支払うことで、24 時間ベースラインを超えてバースト可能です。

Amazon RDS マネジメントコンソールで、新しい T3 インスタンスを簡単に作成することや、既存の Aurora データベースインスタンスを変更して T3 にスケールすることができます。詳細について、またサポートされている Aurora バージョンを確認するには、Amazon Aurora ユーザーガイドをご覧ください。料金と利用可能なリージョンについては、Amazon Aurora の料金ページをご覧ください。

Amazon Aurora は、ハイエンドな商用データベースのパフォーマンスと可用性、オープンソースデータベースのシンプルさとコスト効率性を兼ね備えています。Amazon Aurora は、一般的な PostgreSQL データベースと比べてパフォーマンスが最大 3 倍優れており、さらにより高いスケーラビリティ、耐久性、セキュリティを備えています。Amazon Aurora PostgreSQL 互換の詳細については、製品ページをご覧ください。