投稿日: Jun 20, 2019
本日より、Amazon CloudFront ディストリビューションに関連する Lambda 関数を、Amazon CloudFront コンソールから直接モニタリングできるようになります。これにより、モニタリングとデバッグがいっそう容易になります。
これまでは、ディストリビューションと関連関数をモニタリングするには、CloudFront と AWS Lambda コンソールに別々にアクセスする必要がありました。本日発表された CloudFront コンソールの改善点は以下のとおりです。
- CloudFront ディストリビューションおよび関連する Lambda@Edge 関数のすべてが一覧表示されるようにモニタリングダッシュボードが改良されました。これにより、ディストリビューションメトリクスと関連関数の実行メトリクスの両方を、迅速に選択および表示できるようになります。
- Lambda@Edge 5xx エラーをディストリビューションによって論理的にグループ化して集約表示するようにディストリビューションメトリクスビューが合理化されました。これにより、CloudFront 5xx エラーがお客様のオリジンに由来するものか Lambda@Edge 関数に由来するものかを判別でき、トラブルシューティングがいっそう容易になります。
- Lambda@Edge エラービューでは、新たにディストリビューションごとの詳細表示が可能となりました。関数実行エラー、無効な関数レスポンスエラー、スロットルといった、関数のエラーメトリクスについてリージョン別の内訳が表示されます。1 つまたは複数の AWS リージョンでエラーの急激な増加が観察された場合は、そのリージョンを選択し、AWS CloudWatch に保存されているリージョンのログを確認できます。
本日の発表では、Lambda コンソールの機能に変更はありません。CloudFront コンソールで Lambda 関数のモニタリングおよびデバッグを行うための詳細な手順については、こちらのブログをご覧ください。
使用を開始するには、CloudFront コンソールを参照してください。Amazon CloudFront の詳細については、製品ページをご覧ください。