投稿日: Jul 30, 2019
Amazon EC2 の休止機能が Ubuntu 18.04 LTS でもサポートされるようになりました。これにより、Amazon Linux 1 OS に加え、Ubuntu 18.04 LTS を実行している新規作成した EC2 インスタンスも休止できるようになりました。
この休止機能により、EC2 インスタンスの作成、作成したインスタンスの自由なセットアップと休止、そして休止状態のインスタンスを必要に応じて迅速に再開することが可能になります。アプリケーションはメモリフットプリントを再構築するのではなく、休止された時点から再開します。休止機能を使用すれば、より迅速に稼働状態に入れる、事前ウォーミング済みのインスタンス群を維持できます。これを実現するために、既存のアプリケーションを修正する必要はありません。
休止機能は、Ubuntu 18.04 LTS と Amazon Linux を実行する、M3、M4、M5、C3、C4、C5、R3、R4、R5 インスタンスで稼働するオンデマンドインスタンスとリザーブドインスタンスで利用可能です。EC2 インスタンスの休止機能は、米国東部 (バージニア北部、オハイオ)、米国西部 (北カリフォルニア、オレゴン)、カナダ (中部)、南米 (サンパウロ)、アジアパシフィック (香港、ムンバイ、ソウル、シンガポール、シドニー、東京)、欧州 (フランクフルト、ロンドン、アイルランド、パリ、ストックホルム) の各 AWS リージョンで利用できます。
この機能は、AWS コマンドラインインターフェイス (CLI)、AWS SDK、または AWS マネジメントコンソールから追加料金なしで利用できます。休止機能の詳細は、こちらのブログを参照してください。EC2 インスタンスの休止機能の有効化については、よくある質問または技術ドキュメントをご覧ください。