投稿日: Nov 26, 2019
Amazon QuickSight へのAmazon SageMaker の統合がプレビューで利用できるようになりました。この新機能では、お客様が ML 予測のために使うビジネスデータを、より速く、より簡単に、そしてよりコスト効率よく強化できます。ビジネス分析担当者、データエンジニア、データサイエンティストの人達は、ほんの数クリックだけで新しく得たデータに基づく QuickSight の機械学習推論機能を実行し、それを判断材料とすることができます。SageMaker を使う代表的なユースケースとしては、カスタマーチャーンの可能性推定、リードコンバージョンのスコアリング、そして金融アプリケーションでの貸付リスク評価などが挙げられます。
QuickSight で SageMaker 推論を使うと、データ変動の管理やコード記述の必要性がなくなります。データソースからのデータの抽出、データの分類、そのデータの SageMaker Batch Transform ジョブによる処理、そして画像化やレポート作成前の推論結果のクリーニングと保存など、負荷の重い作業は QuickSight が受け持ちます。ご使用のデータと SageMaker モデルを QuickSight で指定するだけで、エンドツーエンドの処理が自動的に実行できます。また、QuickSight ではオーケストレーションも行われます。これにより、データが新しく入力されたときは深夜でも実行するようにスケジューリングしたり、プログラムでの新たな推論のトリガーができます。
SageMaker でのインスタンス使用料は、推論が実行している間のみに対し、時間単位で課金されます。この新機能は、欧州西部 (アイルランド)、米国東部 (バージニア北部) 、米国東部 (オハイオ) のプレビューでご利用いただけます。