投稿日: Nov 26, 2019
Amazon Elastic Container Service (ECS) が、Amazon CloudWatch Events に向けて ECS Service Action イベントを発行するようになりました。CloudWatch イベントは、AWS リソースの変更を記述したシステムイベントのストリームをほぼリアルタイムに配信します。すぐにセットアップできるシンプルなルールを用いて、複数のイベントをマッチングする、カスタムビジネスロジック向け AWS Lambda、自動通知用 Amazon Simple Notification Service、または イベントロギング用 CloudWatch Logs など、1 つ以上の目的関数またはストリームへそれらをルーティングすることができます。
以前は ECS タスクとインスタンス向けに CloudWatch イベントを受け取ることができましたが、ECS Service イベントは ECS API を経由してのみ利用可能で、API をポーリングして、所有しているロジックを Service イベントの自動化とロギングのために実行する必要がありました。CloudWatch Events に ECS Service Action イベントがあることで、イベントが発生するごとにリアルタイムのレスポンスを容易に自動化することができます。たとえば、特定の ECS Service Action に対して AWS Lambda 関数を自動的にトリガーすることができます。もしくは、ある 1 つの CloudWatch Logs グループへのすべての ECS Service Action イベントをストリーミングして、イベント後のフォレンジック分析が可能となります。
CloudWatch イベント内の Amazon ECS Service Action イベントは、ECS が利用可能なすべてのリージョンで使用することができます。使用を開始するには、当社のドキュメントを参照してください。