投稿日: Nov 25, 2019
Amazon Redshift で、Redshift テーブルのデータのソート順をメンテナンスして継続的にクエリのパフォーマンスを最適化する、効率的な自動化手法が利用可能になりました。新しい自動テーブルソート機能により、メンテナンスが簡素化され、使いやすくなります。パフォーマンスを犠牲にせず、また Redshift テーブルへアクセスすることもありません。自動テーブルソート機能は、Automatic Vacuum Delete と Automatic Analyze を補完するものです。これらの機能を合わせて使用することで、テーブルのメンテナンスを完全に自動化することができます。自動テーブルソート機能は、ソートキーが指定されている Redshift テーブルではデフォルトで有効になります。
Redshift 自動テーブルソートにより、管理者はソートの内容や時期をわざわざ確認する必要がなくなります。代わりに Redshift が自動で行います。Redshift はバックグラウンドでソートを実行し、テーブルのデータを整理しなおすことでソート順をメンテナンスして、最高のパフォーマンスを提供します。このオペレーションでクエリの処理を妨げることはありません。アクセス頻度の高いデータブロック上のみで動作することで、必要なコンピューティングリソースを削減します。機械学習を使用してクエリのパターンを分析し、ソートを行うテーブルブロックに優先順位を付けます。自動テーブルソートは、データの継続的な取り込みを行うユースケースや、毎日の増分更新といった ETL/バッチ処理オペレーションで非常に役立ちます。Redshift では、任意のテーブルで明らかに Vacuum Sort を使用すべきである場合、そちらを推奨します。
自動テーブルソートの詳細については、Amazon Redshift のドキュメントをご覧ください。
この機能は、Redshift 1.0.11118 以降でご利用いただけます。Amazon Redshift を利用できるリージョンについては、AWS リージョン表をご覧ください。