投稿日: Nov 27, 2019

本日より、Amazon Redshift で、プレビュー中のマテリアライズドビューのサポートを開始します。マテリアライズドビューは、ダッシュボード、ビジネスインテリジェンス (BI) ツールからのクエリおよび ELT (抽出、ロード、変換) データ処理など、予測可能で繰り返し起きる分析ワークロードのクエリパフォーマンスを大幅に高速化します。

マテリアライズドビューを使用すると、ソーステーブルに加えられた最新の変更を逐次的に処理することで、事前に計算されたクエリの結果を保存し、それらを効率的に維持することができます。事前に計算された結果を使用することで、マテリアライズドビューを参照する後続クエリは、より高速に実行されます。マテリアライズドビューは、フィルター、プロジェクション、内部結合、アグリゲーション、グループピング、関数およびその他の SQL 構造を使用し、1 つ以上のソーステーブルに基づいて作成することができます。

データエンジニアは、パフォーマンス利益をデータアナリストおよび BI ツールにシームレスに拡張しながら、マテリアライズドビューを使用して、効率的なデータ処理パイプラインを容易に作成し維持することができます。さらに、マテリアライズドビューにより、Redshift への移行が容易になり、事前に計算された結果への安全なアクセスが可能になります。

すべてのお客様に、マテリアライズドビューのプレビューをご利用いただくことができます。開始して詳細を確認するには、ドキュメントをご覧ください。Amazon Redshift を利用できるリージョンについては、AWS リージョン表をご覧ください。