投稿日: Nov 26, 2019
Amazon Aurora Global Database は、低レイテンシーでのグローバルな読み込み機能とリージョン全域にわたる停止からの災害復旧機能を備えた、複数の AWS リージョンにまたがる単一のデータベースです。本日のローンチで、最大 5 つのセカンダリリージョンをグローバルクラスターに追加し、データベースのリーチを世界中に拡大できるようになりました。
Aurora Global Database では、低レイテンシーでのグローバルな読み込みを可能にするため、プライマリリージョンでの書き込みを通常 1 秒未満の待ち時間でセカンダリリージョンにレプリケートします。たとえば、世界のさまざまな地域で 1 つのデータベースを実行することで、それらのリージョンのユーザーにサービスを提供することを選択できます。災害復旧の状況下では、1 分以内に読み込み/書き込みのフル機能をサポートするように、セカンダリリージョンを昇格できます。
複数のセカンダリリージョンをサポートするグローバルデータベースは、MySQL 5.6 と互換性のある Aurora MySQL エンジンバージョン 1.22、および MySQL 5.7 と互換性のあるエンジンバージョン 2.07 でご使用いただけます。詳細については Aurora のドキュメントをご覧ください。Amazon RDS マネジメントコンソールで数回のクリックで Aurora Global Database を作成するか、最新の AWS SDK または CLI をダウンロードできます。
Amazon Aurora は、ハイエンドな商用データベースのパフォーマンスと可用性、オープンソースデータベースのシンプルさとコスト効率性を兼ね備えています。標準の MySQL データベースと比べてスループットが最大 5 倍、PostgreSQL と比べて最大 3 倍であるだけでなく、より高いスケーラビリティ、耐用性、セキュリティを備えています。