投稿日: Nov 13, 2019
本日、AWS CloudFormation は、既存の AWS アプリケーションリソースを CloudFormation に移行できるリソースインポート機能を公開いたします。この追加により、Amazon S3 バケットや DynamoDB テーブルなど既存リソースの管理に、CloudFormation のすべてのメリットが使えるようになります。これらがどのように作成され管理されてきたかを意識する必要はありません。大規模な自動化を活用できるので、これらリソースの管理を手動で行ったり、カスタムスクリプトの保守に煩わされたりすることはなくなります。
また、リソースをインポートできるだけでなく、既存の CloudFormation スタックのリファクタリングや CloudFormation リソースの名前変更なども行えます。たとえば、CloudFormation の更新時にグループ化されるリソースの設定などが可能になります。
使用を開始するには、ドキュメンテーションページで、リソースのインポート、スタックのリファクタリング、およびネスト化されたスタックに関する一連の解説と詳細記事をご参照ください。リソースのインポート機能は、ドリフト検知と同じリソースタイプから対応が始まっています。
この機能は、AWS CloudFormation マネジメントコンソール、AWS SDK、あるいは AWS CLI から使えます。現在のところ、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、カナダ (中部)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (パリ)、南米 (サンパウロ)、の各リージョンで利用可能です。