投稿日: Nov 14, 2019

パイプライン内でアクション間の変数受け渡しが行えるようになりました。従来は、実行中にあるアクション間でメタデータを受け渡すための、十分なサポートは存在しませんでした。今後は、変数を実行時に評価することで、ダイナミックなアクションを記述できるようになります。

パイプラインの実行時において、特定のアクションタイプにより生成された変数を使ったり、各パイプラインの実行開始時に確定する変数をデフォルトとして使うことが可能です。たとえば、CodeCommit ソースアクションが出力するコミットメッセージを元に、手動認証操作のためのカスタムメッセージを定義できます。また、エンドポイント URL の生成とエクスポートを構築ジョブで行い、その後に続くテストアクションでテストすることもできます。カスタムワークフローにおいては、Lambda アクションが出力する変数を、それに呼応するアクションで自由に使用できます。

CodePipeline はフルマネージド型の継続的デリバリーサービスで、アプリケーションとインフラストラクチャの更新を迅速かつ高い信頼性で行うために、パイプラインのリリースを自動化します。変数出力の使用法の詳細については、ドキュメントをご参照ください。使用を開始するには、CodePipeline コンソールにアクセスしてください。

CodePipeline が利用可能なすべてのリージョンについては「リージョン表」で一覧をご参照ください。