投稿日: Nov 18, 2019
Java 11 を使用した AWS Lambda 関数の開発が可能になりました。改良された HTTP クライアント API や、関数の作成時に文字列の読み取りと書き込みを行うための新しいメソッドなどの Java 11 機能を使用できます。Java 11 で記述された Lambda 関数は、最新世代の Amazon Linux である Amazon Linux 2 と、本番環境に向けて長期サポート付きの OpenJDK 11 を無料配信する Amazon Corretto 11 で実行されます。
AWS Lambda は、サーバーのプロビジョニングや管理を行うことなく、コードを実行できるコンピューティングサービスです。AWS Lambda を使用すれば、実質どのようなタイプの Java アプリケーションやバックエンドサービスでも管理を必要とせずにコードを実行できます。Eclipse や IntelliJ IDEA などの既存のツールを使用して Java コードを作成し、Maven を使用して Java コードをパッケージ化することで、AWS Lambda を既存の開発プロセスに簡単に統合できます。
AWS Lambda コンソールまたは CLI を介してコードをアップロードし、Java 11 ランタイムを選択するだけで、開始できます。Java で作成されたサーバーレスアプリケーションのデプロイと管理に AWS Serverless Application Model (SAM) を使用することもできます。既存の Java 8 関数がある場合は、必要なコードを変更して Java 11 および Amazon Linux 2 との互換性を確保することにより、それらを新しいランタイムに移行できます。次に、関数ランタイム構成を Java 11 で編集します。Java プログラミングモデルについての詳細は、AWS Lambda ドキュメントで読むことができます。
Java 11 ランタイムは Lambda を使用できるすべてのリージョンで使用可能です。AWS Lambda に関する詳細については、製品ページをご覧ください。また、使用を開始するには AWS Lambda コンソールにログインしてください。