投稿日: Dec 3, 2019
Amazon Elastic Container Service (ECS) Cluster Auto Scaling が利用可能になりました。ECS Cluster Auto Scaling を使用すると、EC2 で実行されている ECS クラスターは、クラスター内のすべてのタスクとサービスのリソース需要を満たすために必要に応じて自動的にスケーリング (ゼロとの間のスケーリングも含む) できます。ECS Cluster Auto Scaling によるマネージドスケーリングにより、ECS でコンテナ化されたワークロードを実行する際の信頼性、スケーラビリティ、コストが向上します。
ECS Cluster Auto Scaling は、ECS の新しい ECS Capacity Provider コンストラクトを使用します。これも本日ローンチされ、お客様に代わって Amazon EC2 Auto Scaling グループ (ASG) を管理します。以前は、ECS には ASG のスケーリングを直接管理する機能がありませんでした。代わりに、ECS の外部で ASG にスケーリングポリシーを手動で設定する必要がありました。またスケーリングに使えるメトリクスは、目的のタスクカウントを考慮せず、すでに実行されているタスクのみを考慮していました。ECS Cluster Auto Scaling では、ASG のスケーリングポリシーは ECS Capacity Provider を介して ECS によって管理されます。Capacity Provider を設定して、ASG のマネージドスケーリングを有効にし、ASG で余剰キャパシティーを予約し、ASG でインスタンスの終了を管理することもできます。