投稿日: Dec 19, 2019
Amazon Elastic Container Service は、AWS Fargate を搭載した ECS でアプリケーションをすばやく起動し、簡単に管理するために、使いやすさと開発者の生産性を重視した新しいコマンドラインインターフェイス (CLI) をリリースしました。現在プレビュー中であるこの ECS の新しい CLI は、お客様が迅速にデプロイするのに役立つように組み込まれたサンプルやガイド体験を含む、シンプルな宣言型コマンドセットを提供します。この CLI は、ECS へのデプロイに必要なすべてのリソースやアーティファクトを作成し、ユーザーに代わってベストプラクティスを設定し、アプリケーションコードの作成に集中できるようにします。
コンテナレジストリ、タスク定義やポッド仕様の準備、オーケストレータの設定など、アプリケーションライフサイクルにはコードの記述以外の多くの手順があります。これらのタスクを完了し、アプリケーションを管理するには、通常、AWS CLI、コンソール、CloudFormation などの多くのツールを使用します。ただし、こうしたツールでは、パブリックエンドポイントを介してアプリケーションを実行してアクセスできるようにするだけでも、さまざまなロードバランサーや VPC などの AWS のサービスの基本に関する特定の知識が必要です。他方で、お客様はワークロードをすぐに立ち上げて実行し、簡単に管理し、苦労することなく本番環境にデプロイしたいと考えています。
この ECS の新しい CLI は使いやすい設計で、コマンドプロンプトの例とガイド付きウォークスルーが含まれているので、AWS や ECS に固有の用語を使うことなく高度に統合されたアプリケーションをデプロイできます。アプリケーションコードの準備ができると、CLI は Docker のビルド、レジストリへのプッシュ、タスク定義の作成、タスクを実行するクラスターの作成など、デプロイのライフサイクルの各手順を自動化します。お客様は、簡単にパイプラインを設定してデプロイできるだけでなく、スケーリング、トラブルシューティング、ステージング環境と運用環境の管理、設定変更などの操作をすべて CLI 自体から実行できます。
この CLI は、Mac、Linux、Windows 向けに本日からダウンロードできます。
- ECS の新しい CLI のバイナリは、こちらの最新リリースからダウンロードしてください。
- 私たちとつながり、オープンソースの GitHub リポジトリでプロジェクトについて詳しく学びましょう。
- AWS コンテナブログのお知らせをお読みください。
- Amazon ECS の詳細については、製品ドキュメントを参照してください。