投稿日: Jan 14, 2020

AWS Transit Gateway は、AWS Direct Connect のサポートとともに、欧州 (ストックホルム) AWS リージョンで利用可能になりました。AWS Transit Gateway を使うと、何千もの Amazon Virtual Private Cloud (Amazon VPC) とオンプレミスネットワークを単一のゲートウェイで接続できます。複数の AWS アカウントで実行するワークロードの数が増加するにつれ、ネットワークをスケールしてポリシーを適切に管理し、リソースを効果的にモニタリングすることは不可欠です。

AWS Transit Gateway を使えば、中央のゲートウェイから Amazon VPC、オンプレミスのデータセンター、リモートオフィスのそれぞれに単一の接続を構築して管理するだけで済みます。AWS Transit Gateway がハブの役割を果たし、そこから接続されたすべてのネットワーク (スポーク) にトラフィックがルーティングされます。このようなハブアンドスポーク型のモデルでは、各ネットワークは AWS Transit Gateway のみに接続すればよいため、管理を大幅に簡略化して運用コストを削減できます。Transit Gateway のルーティングポリシーを活用すると、Amazon VPC とオンプレミスネットワークが互いにどのように接続するかを一元管理できます。このモデルにより、ネットワークのスケーリングとモニタリングの方法を簡略化できます。 

AWS Transit Gateway は、このたび新たに世界の 20 個の AWS リージョンで利用できるようになりました。これらの AWS リージョンの完全かつ最新のリストについては、AWS Transit Gateway のよくある質問ページをご覧ください。詳細については、AWS Transit Gateway の製品ページドキュメントを参照してください。