投稿日: Feb 7, 2020
AWS RoboMaker は、ロボットアプリケーションの開発、シミュレーション、デプロイを簡単にするサービスで、1 回の API 呼び出しでバッチ処理のシミュレーションジョブを作成できるようになりました。バッチシミュレーションのための新しいサポートにより、開発者は、自動回帰テストや強化学習モデルトレーニングなどのユースケース向けの多数のシミュレーションジョブを簡単に作成できるようになります。バッチ API はキューイング機能も提供しているため、同時実行数の上限にかかわらず、多数のシミュレーションジョブを送信することができます。バッチ API は、送信したすべてのジョブをキューに入れ、同時実行数の上限に基づいてバッチで実行します。
AWS RoboMaker は、アプリケーション開発用のロボット工学開発環境、アプリケーションテストを加速させるロボット工学シミュレーションサービス、リモートでのアプリケーションのデプロイ、更新、管理を可能にするロボット工学フリート管理サービスを提供します。また、AWS RoboMaker は、最も普及しているオープンソースのロボット工学ソフトウェアフレームワークである Robot Operating System (ROS1 と ROS2) をクラウドサービスに接続することによって拡張します。これには、AWS の機械学習サービス、モニタリングサービス、分析サービスが含まれており、ロボットがデータをストリーミングし、移動し、意思疎通し、理解し、学習することを可能にします。開始するには、RoboMaker のウェブページをご覧いただくか、RoboMaker コンソールでサンプルのシミュレーションジョブを実行してください。
AWS RoboMaker は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、欧州 (フランクフルト)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シンガポール) の各リージョンで利用できます。