投稿日: Mar 12, 2020

Amazon API Gateway は HTTP API の一般提供を発表しました。これにより、API Gateway で利用可能な REST API と比較して、最大で 71% のコスト削減と 60% のレイテンシー軽減を実現する、高性能な RESTful API を簡単に構築することができます。この一般提供に併せて、プライベート AWS Elastic Load Balancer (ELB) にリクエストをルーティングする機能などの新機能も利用できるようになります。また、AWS ALB の新規サポートや、AWS CloudMap に登録された IP ベースのサービスも提供開始されます。 

一般提供開始前には、ユーザーは HTTP API を使用して、サーバーレスアプリケーション用 API の構築や、HTTP エンドポイントへのリクエストのプロキシ中継を行うことができていました。今回の一般提供により、ユーザーは HTTP API の利点を活用して、プライベート ALB、プライベート NLB、および CloudMap に登録された IP ベースのサービス (ECS タスクなど) の背後にあるサービス向けの API を構築できるようにもなりました。API Gateway REST API と HTTP API の間での作業がしやすくなるよう、REST API と HTTP API の両方で同じカスタムドメインを使用できるようになりました。さらに、今回のリリースによって、ルートの詳細なスロットリングの実施、バックエンドとして Lambda を使用する際におけるユーザビリティの改善、エラーログ記録の性能向上も実現します。 

API Gateway の HTTP API の詳細については、ブログ記事をご覧ください。API Gateway の詳細については、製品ページをご覧ください。HTTP API は、API Gateway がご利用いただける全リージョンで利用可能です。API Gateway を利用できるリージョンを確認するには、AWS リージョン表をご覧ください。