投稿日: Jul 1, 2020
Apache ActiveMQ 5.15.12 ブローカーが Amazon MQ で起動可能になりました。ActiveMQ のこのパッチアップデートには、これまでサポートしていたバージョンである ActiveMQ 5.15.10 からのいくつかの修正と機能の改善が含まれています。
Amazon MQ は、クラウド内のメッセージブローカーを容易に設定し運用できる、Apache ActiveMQ 向けのマネージド型メッセージブローカーサービスです。メッセージブローカーではさまざまなソフトウェアシステムを使用して、情報のやり取りや交換を実行します。多くの場合、そのようなシステムではさまざまなプログラミング言語を多様なプラットフォームで使用します。Amazon MQ では、JMS、NMS、AMQP、STOMP、MQTT、WebSocket など、業界標準の API とプロトコルを使用してメッセージングを行うことができます。アプリケーション内のメッセージングコードを書き換える必要がないので、これらの規格を使用するあらゆるメッセージブローカーから Amazon MQ に簡単に移行できます。
ActiveMQ へのアップグレードを検討することをお勧めします。アップグレードするには AWS マネジメントコンソールでわずか数クリックするだけです。ブローカーでマイナーバージョンの自動アップグレードを有効にしている場合は、次回のメンテナンスウィンドウで自動的にアップグレードされます。アップグレードについての詳細は、Amazon MQ デベロッパーガイドのブローカーエンジンのバージョン、CloudWatch Logs、およびメンテナンス設定の編集をご覧ください。
Apache ActiveMQ 5.15.12 には、これまでにリリースされた ActiveMQ すべての修正と機能が含まれています。詳細については、ActiveMQ 5.15.12 リリースノートを参照してください。