投稿日: Sep 4, 2020
今回、AWS X-Ray で X-Ray Insights のプレビュー版をリリースしました。これは、異常検出を使用して、アプリケーション内の任意の異常に関する実用的なインサイトを生成するものです。X-Ray Insights を使用すれば、アプリケーションにおける障害発生率の増加が示す問題点の存在を、能動的に特定することが可能です。
この機能により、問題の根本原因の発見や、その異常により影響を受けたアップストリームとダウンストリームサービスの表示、さらに、これがエンドユーザーに与える影響の把握などが行えます。また、事象に関する時系列表示により、その問題がいつ発生しどのように経過したのかを確認することもできます。
AWS X-Ray Insights は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、カナダ (中部)、南米 (サンパウロ)、欧州 (ロンドン)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ミラノ)、欧州 (パリ)、欧州 (ストックホルム)、アジアパシフィック (香港)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、アフリカ (ケープタウン)、中東 (バーレーン) の各 AWS リージョンでご利用いただけます。X-Ray の可用性については、AWS リージョン表をご参照ください。
使用開始には、デフォルトもしくはカスタムの X-Ray グループで、X-Ray Insights を有効にしてください。インサイトの取得については、ブログ記事 Actionable Insights based on anomaly detection in AWS X-Ray(AWS X-Ray での異常検出に基づいた実用的なインサイト)にアクセスしてください。また、この機能の詳細については、AWS X-Ray Insights のドキュメントをご参照ください。X-Ray Insights の利用料金については、AWS X-Ray 料金でご確認ください。