投稿日: Dec 9, 2020
最も広く使用されているクラウドデータウェアハウスである Amazon Redshift により、Amazon Redshift クラスター間でライブデータを安全かつ簡単に共有できるようになりました。データ共有により、データをコピーまたは移動することなく、Amazon Redshift クラスター全体で瞬時に詳細かつ高性能なデータアクセスが可能になります。データ共有はデータへのライブアクセスを提供するため、データウェアハウスで更新されるときに、ユーザーは常に一貫性のある最新情報を確認することができます。
Amazon Redshift データ共有を使用すれば、新しい分析ワークロードを迅速にオンボーディングし、柔軟なコンピューティングリソースをプロビジョニングして、ワークロード固有のパフォーマンス SLA を満たし、共通データにアクセスできるようになります。データ共有を使用すると、データのコピーやデータの移動に伴う複雑さや遅延を取り除いて、Amazon Redshift マネージドストレージをさまざまなクラスター間で活用することで、トランザクションに一貫性のあるライブデータを共有できます。データ共有により、ビジネスグループ間のシームレスなコラボレーションが可能になり、広範囲の分析や製品間の影響の分析が可能になります。スキーマ、テーブル、ビュー、ユーザー定義関数など、さまざまなレベルでデータを安全に共有でき、すべてのデータにアクセスする必要があるさまざまなコンシューマーに合わせて調整できるように、詳細コントロールを提供します。コンシューマークラスター上の共有データにアクセスできるユーザーとグループは、標準 SQL および分析ツールを使用して、高性能でデータを検出およびクエリできます。データ共有により、共有データにアクセスするワークロードが互いに分離されます。Amazon Redshift クラスターでデータ共有を使用する際に追加費用は発生しません。
Amazon Redshift クラスター間でのデータの共有は、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シドニー)、およびアジアパシフィック (ソウル) リージョンでプレビューとして、すべての Amazon Redshift RA3 ノードタイプを使ってご利用いただけます。告知ブログでデータ共有の詳細を確認し、プレビューの開始にあたってはドキュメントを参照してください。