投稿日: Jan 11, 2021
本日から、MySQL メジャーバージョン 5.6 から 5.7 への Amazon Aurora データベースクラスターのインプレースアップグレードを実行できます。データベースをバックアップして新しいバージョンに復元する代わりに、Amazon RDS マネジメントコンソールで数回のクリック操作を行うだけでアップグレードできます。また、AWS SDK または CLI を使用することも可能です。
Aurora MySQL 5.7 では、JSON サポート、空間インデックス、生成された列などの機能が強化されています。また、Aurora の空間インデックスのネイティブ実装は、空間データセットの MySQL 5.7 に比べて、20 倍を超えるパフォーマンスの書き込みと 10 倍を超えるパフォーマンスの読み取りを実現します。
Aurora MySQL 5.7 にアップグレードするには、アップグレードするデータベースインスタンスに対応する AWS マネジメントコンソールで [Modify] (変更) オプションを選択し、アップグレードする Aurora MySQL 5.7 のバージョンを選択してウィザード画面に進みます。このアップグレードは、デフォルトでは、次回のメインテナンスウィンドウ中に適用されます。また、[Apply Immediately] (今すぐ適用) を選択した場合は即時適用することもできます。いずれの場合でも、データベースクラスターはアップブレード中に使用できなくなり、データベースインスタンスが再起動します。詳細については、Aurora のドキュメントをご覧ください。
Amazon Aurora は、ハイエンドな商用データベースのパフォーマンスと可用性、オープンソースデータベースのシンプルさとコスト効率性を兼ね備えています。Amazon Aurora は、標準 MySQL と比べてスループットが最大 5 倍優れており、さらにより高いスケーラビリティ、耐久性、セキュリティを備えています。