投稿日: Jan 12, 2021

Amazon Lightsail が、インスタンス、コンテナ、ロードバランサー、CDN などの Lightsail リソースでインターネットプロトコルバージョン 6 (IPv6) のサポートを開始しました。今回のリリースにより、Lightsail リソースは、IPv4 と IPv6 の両方のクライアント接続を受け入れるデュアルスタックモードで動作するようになりました。これは、一部のエンドユーザークライアントが IPv6 のみであるアプリケーションの利用可能性を拡げるのに役立ちます。

過去数年間で、インターネットでの IPv6 の採用が大幅に増加しています。IPv4 アドレスの枯渇により、世界中でますます多くのネットワークが IPv6 の採用を余儀なくされています。今回の発表により、インスタンス、コンテナサービス、ロードバランサー、CDN 配信など、新しく作成されたすべての Lightsail リソースは、デフォルトで自動的に IPv6 をサポートします。このサポート開始により、こうした Lightsail リソースは、すでにサポートされている IPv4 に加えて IPv6 トラフィックに対応できるようになります。また、既存の Lightsail リソースに対して IPv6 を選択するだけで、そのリソースで IPv6 を有効にすることもできます。

Lightsail リソースで IPv6 トラフィックをサポートすることに加えて、Lightsail は IPv6 トラフィック向けのファイアウォールルールもサポートするようになりました。これにより、着信するトラフィックの送信元 IP、ポート、およびプロトコルに基づいて、IPv6 対応インスタンスへのネットワークトラフィックを許可または制限することができます。

IPv6 サポートは、すべての Lightsail リージョンでご利用いただけます。IPv6 は追加料金なしで使用できます。すぐに、Lightsail コンソールまたは CLI を使用して、リソースで IPv6 を有効にしてください。詳細は、こちらをご覧ください。