投稿日: Jan 22, 2021
会話では、情報を探すときに一時停止したり、質問を回答で遮って話者の話を中断したりすることがあります。今日、ストリーミング会話 API が発表されたので、ボットを簡単に構成して、会話で派生するそのような一時停止や中断を処理できます。ストリーミング機能を使えば、ボットビルダーは、仮想コンタクトセンターエージェントとスマートアシスタントの機能をすばやく強化できます。
これまで、会話で生じる一時停止や中断を処理するには、クライアント属性を構成して Lambda コードを実装する必要がありました。ストリーミング会話 API では、複数の発話にわたるすべてのユーザー入力が 1 つの API 呼び出しとして処理されます。 ボットは継続的に音声を聞き取るので、能動的に応答するよう設計できます。例えば、発信者は、クレジットカード番号などの情報を探す際に会話を一時停止するよう求めたり、回線を「保留」することがあります。「待機」と「続行」の応答を追加して、そのような会話を処理できるようになりました。発信者が情報を取得する間、ボットは入力を待機し、事前構成済みのキューに基づいて会話を続行します。同様に、中断もプロンプトに対する属性として構成できます。全体的に、会話の設計と実装が簡素化され、管理しやすくなります。
本日から、ストリーミング会話 API は、Amazon Lex が提供されているすべての AWS リージョンで使用できます。詳細は以下のリソースをご覧ください。
- Amazon Lex のストリーミング会話 API に関するドキュメントから初めてください。
- 料金 – 実際使用した分にだけお支払いいただきます。詳細については、Lex の料金ページをご覧ください。
- 詳細については、「Amazon Lex の強化されたコンソール体験と V2 API」の記事を参照してください。