投稿日: Feb 16, 2021
Kubernetes の進化のスピードは速く、新機能の追加やバグ修正によるリリースが頻繁に発表されています。Kubernetes 1.19 リリースのハイライトには、Ingress API と Pod Topology Spread が安定したステータスに達していること、EndpointSlices がデフォルトで有効になっていること、不変の Secrets および ConfigMaps が含まれています。Kubernetes バージョン 1.19 の詳細については、Kubernetes プロジェクトのリリースノートをご参照ください。
Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) の本番ワークロードで利用可能な Kubernetes バージョンと、クラスターの 1.19 バージョンへの更新方法についての詳細は、EKS のドキュメントをご参照ください。Kubernetes 1.19 の Amazon EKS Distro ビルドは、ECR Public Gallery および GitHub から入手できます。
Kubernetes バージョン 1.15 サポートに関する注意:
Amazon EKS は、常に少なくとも 4 つの Kubernetes バージョンについてのサポートを提供します。Kubernetes 1.15、1.16、1.17、1.18、および 1.19 は現在 EKS によって完全にサポートされており、これらのリリースのうちいずれかを使用して新しいクラスターを開始できます。ただし、Kubernetes のリリースサイクルは年に 4 回であるため、すべてのお客様が継続的なアップグレード計画を策定することが重要です。
Kubernetes バージョン 1.15 のサポートは、2021 年 5 月 3 日に終了します。同日より、新しい 1.15 クラスターを作成することもできなくなります。また、Kubernetes バージョン 1.15 を実行しているすべての EKS クラスターは Kubernetes バージョン 1.16 の最新プラットフォームに更新されます。
できるだけ早いうちに、既存の 1.15 およびワーカーノードを少なくとも 1.16 にアップグレードすることをお勧めします。EKS バージョンライフサイクルポリシーの詳細については、ドキュメントをご参照ください。