投稿日: Feb 10, 2021

Amazon Timestream で SQL クエリ言語に新しい機能が追加され、お客様は、クロステーブルクエリ、およびアドバンスト時系列関数を含むクエリを実行することによって時系列データからより深いインサイトを取得できるようになりました。クエリ実行統計の透明性が向上し、お客様は、クエリ実行のコストと期間の理解を深めることができるようになりました。最後に、Amazon Timestreamの JDBC ドライバーの実装が GitHub の Apache 2.0 ライセンスで使用できるようになったので、お客様は、JDBC ドライバーの新機能および機能強化を利用できます。

時系列データの傾向とパターンに関する理解の促進、時間の経過に伴ってデータが変化するレートの識別、および関連するデータ間の類似度の認識を行うために、お客様は、派生、積分、相関などの高度な時系列関数を含む SQL クエリ、および結合と和集合を含むクエリを複数のテーブルにわたって実行できるようになりました。さらに、クエリによってスキャンされたデータにアクセスできるので、クエリのコストを見積もることができます。また、実行プロセスにおけるクエリの進捗も識別できるので、長時間実行しているクエリを識別することやキャンセルすることができます。これらのクエリ統計は、クエリ API の一部として使用でき、Amazon Timestream の AWS マネジメントコンソールからもアクセスできます。

Amazon Timestream は、アプリケーションモニタリング、エッジ、および IoT ワークロード用のスケーラブルでセキュアな高速専用データベースで、リレーショナルデータベースに比べて最大 1,000 倍の速度と 1/10 のコストで 1 日あたり数兆の時系列イベントを処理するようにスケールすることができます。Amazon Timestream は、HIPAA 対応、ISO 認定、、および PCI DSS 準拠です。このサービスは、現在、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、および欧州 (アイルランド) で利用可能で、今後数か月で追加のリージョンでもご利用いただけるようになります。Amazon Timestream の使用を開始するには、製品ページにアクセスしてください。