投稿日: Apr 29, 2021
Amazon RDS for SQL Server は、AWS アジアパシフィック (大阪) リージョンでマルチ AZ のサポートを開始しました。この新しい高可用性オプションは、SQL Server Database Mirroring (DBM) または Always On Availability Groups (AGs) テクノロジーを活用します。マルチ AZ は、SQL Server で実行するエンタープライズグレードの本番稼働ワークロードの要件を満たすのに役立ちます。マルチ AZ 配置オプションは、2 つの AWS アベイラビリティーゾーン間でデータベースの更新内容を自動的にレプリケートすることによって、可用性とデータ耐久性を向上させます。アベイラビリティーゾーンは独立したインフラストラクチャを持つ物理的に分離された場所で、他のアベイラビリティーゾーンで発生する障害の影響を受けないようになっています。
マルチ AZ を使用して実行されるように SQL Server データベースインスタンスを作成または変更すると、Amazon RDS があるアベイラビリティーゾーンにプライマリデータベースをプロビジョニングし、これとは異なるアベイラビリティーゾーンで同期「スタンバイ」レプリカを維持します。計画されたデータベースメンテナンス時、または計画外のサービス中断が発生した時は、Amazon RDS が SQL Server データベースを最新のスタンバイに自動でフェイルオーバーさせるため、データベースの運用を手動介入なしで速やかに再開することができます。
Amazon RDS for SQL Server は、クラウド内での SQL Server デプロイメントのセットアップ、運用、およびスケーリングを容易にします。料金詳細や利用できるリージョンについては、Amazon RDS for SQL Server の料金をご参照ください。