投稿日: Apr 14, 2021

AQUA (Advanced Query Accelerator) for Amazon Redshift の一般提供が開始されました。AQUA は、Amazon Redshift のストレージレイヤーにコンピューティングを導入し、他のエンタープライズクラウドデータウェアハウスよりも最大 10 倍高速なクエリパフォーマンスを提供する新しい分散型ハードウェアアクセラレーションキャッシュを提供します。

AQUA は Redshift マネージドストレージに記憶される高速キャッシュであり、多くの AQUAノード間でスケールアウトやデータの並行処理が可能になります。AQUA は、AWS が設計したアナリティクスプロセッサを使用して、大規模なデータセットをスキャン、フィルタリング、および集約するクエリでデータ圧縮、暗号化、データ処理を劇的に高速化します。 この新しいアーキテクチャにより、お客様はより迅速にクエリを実行できるので、たとえデータが大規模でも素早くクエリできるようになり、ダッシュボードで最新情報を確認し、開発時間を短縮でき、システムのメンテナンスがしやすくなります。

AQUA は、RA3.16XL または RA3.4XL ノードで利用でき、追加料金もコードの変更も必要ありません。AWS マネジメントコンソール、API、または CLI を介して、既存の Redshift RA3 クラスターに対して AQUA を有効にするか、新しい AQUA 対応の RA3 クラスターを起動できます。AQUA の詳細については、ドキュメントまたはブログをご覧ください。

AQUA は、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、アジアパシフィック (東京) の各リージョンで利用でき、今後数か月のうちに他のリージョンにも拡大される予定です。