投稿日: Apr 23, 2021
AWS Cost Categories は AWS コスト管理製品スイートの機能で、コストおよび使用状況に関する情報を組織のニーズに応じたカテゴリにグループ化することを可能にします。アカウント、タグ、サービス、課金タイプ、さらには他の Cost Categories など、ディメンションを使用してコストを分類するルールを定義できます。Cost Categories をセットアップすると、AWS の請求およびコスト管理コンソールのさまざまな製品にわたって使用できます。これには、AWS Cost Explorer、AWS Budgets、AWS のコストと使用状況レポート (AWS CUR)、および AWS コスト異常検出が含まれます。
Cost Categories で利用できるようになった新しい詳細ページでは、コストカテゴリ内のコスト割り当ての概要を表示できます。これまでは、コストカテゴリに関連付けられたコストを表示するには、Cost Explorer を起動する必要がありました。現在、詳細ページには、コストカテゴリの複数の値にわたるコスト割り当てのグラフィカルな概要、絶対量、および割合だけでなく、未分類のコストも表示されます。コストカテゴリのステータスを表示して、最新の更新が適用されているかどうか、そしてコストの分類を行うために処理されているかどうかを追跡することができます。このデータを使用してコストカテゴリルールの効率性を評価し、間違って分類されているコストや未分類のコストが全体的に分類されるように設定の微調整を行うことができます。
詳細ページは、Cost Categories ダッシュボードからアクセスすることができます。また、コストカテゴリを追加または編集したときにも表示されます。詳細については、Cost Categories のページおよびCost Categories ユーザーガイドを参照してください。