投稿日: May 27, 2021
AWS IoT Events のアラーム機能は、デバイス、機器、作業のルールベースのアラートを設定、視覚化、管理します。機器データがしきい値に達したときに、SMS または E メールでアラートをほぼリアルタイムで受信でき、運用チームはタイムリーなアクションを実行し、計画外のダウンタイムを減らすことができます。
モニタリングする IoT データについて、適用するアラームルールを定義 (1 分あたりのローテーション数をユーザー定義の値より大きくするなど) したり、このアラーム定義に対応する重大度を選択 (1 の重大度値には高のアラート、2 には中、3 には低など) したり、アラームがトリガーされた際に送信する通知を設定 (E メールや SMS など) したりできます。アラーム通知を独自のチケットシステムと統合するために、AWS Lambda、Amazon Simple Queue Service (SQS)、Amazon Simple Notification Service (SNS) などの他の AWS のサービスへのアクションを設定して、アラームがトリガーされた時に実行することもできます。
産業用 IoT アプリケーションの場合、アラーム機能は AWS IoT SiteWise に統合されているため、AWS IoT SiteWise コンソール、SiteWise Monitor ウェブ アプリケーション、または AWS IoT SiteWise SDK を使用してアラームを作成することもできます。このため、他の AWS のサービスにデータを公開するために追加で作業することなく、AWS IoT SiteWise の機器データにアラームを設定できます。アラームの作成後、既存の AWS IoT SiteWise API を使用して、特定の時間間隔で現在または過去のアラーム状態をクエリできます。SiteWise Monitor Web アプリケーションを使用すると、運用チームは、機器のアラームをプレビューおよび視覚化し、ライブ データおよび履歴データの傾向に対してアラーム データを分析し、実行する修正アクションを決定し (機器の修理をスケジュールするなど) 、エンドツーエンドのアラームワークフローを管理 (実施されたアクションにコメントするなど) できます。
アラーム機能は、AWS IoT Events と AWS IoT SiteWise が存在するすべての AWS リージョンで使用できます。この機能の詳細については、AWS IoT Events と AWS IoT SiteWise のアラームドキュメントを参照してください。AWS IoT サービスの詳細については、AWS IoT Events と AWS IoT SiteWise 製品ページにアクセスしてください。