投稿日: May 26, 2021
Amazon Aurora (MySQL 互換) は、既に提供されている T3.medium、T3.small、および R5 クラスのインスタンスに加えて、T3.large インスタンスのサポートを開始しました。Amazon Aurora MySQL で T3.large インスタンスを使用すると、テスト、開発、QA などの小規模のワークロードをコスト効率良く実行できます。本番デプロイには、より大きなクラスのインスタンスを使用することができます。
T3 インスタンスでは、ベースラインレベルの CPU パフォーマンスが提供されますが、必要に応じていつでも CPU 使用率をバーストさせる機能を備えています。このインスタンスはコンピューティング、メモリ、ネットワークのバランスが取れたリソースを提供し、使用中に一時的なスパイクが生じる CPU 使用率が中程度のデータベースワークロード向けに設計されています。
ワークロードがベースラインしきい値未満で動作しているとき、T3 インスタンスでは CPU クレジットが蓄積されます。得られた CPU クレジットを使って、T3 インスタンスは、必要時に 1 分間、CPU コアのフルパフォーマンスでバーストします。Amazon Aurora T3 インスタンスは、Unlimited モードに設定されています。つまり、追加料金を支払うことで、24 時間ベースラインを超えてバースト可能です。
新しい Aurora MySQL T3 インスタンスの作成や既存の Aurora データベースインスタンスの変更および T3 へのスケールアップは Amazon RDS マネジメントコンソールで簡単に実行できますが、最新の AWS SDK または CLI をダウンロードして使用することもできます。詳細については、Aurora のドキュメントを読んで、サポートされている Aurora のバージョンを確認してください。料金の詳細と利用可能なリージョンについては、Amazon Aurora の料金をご覧ください。
Amazon Aurora は、ハイエンドな商用データベースのパフォーマンスと可用性、オープンソースデータベースのシンプルさとコスト効率性を兼ね備えています。Amazon Aurora は、標準 MySQL と比べてスループットが最大 5 倍優れており、さらにより高いスケーラビリティ、耐久性、セキュリティを備えています。